9月21日、東京都港区にある国立新美術館にて、新型アウディ TTクーペの発表会が行なわれた。日本初公開の会場となった国立新美術館は、世界的な建築家、黒川紀章氏による2007年1月にオープン予定の美術館。斬新でダイナミックな建物において、様々な展示企画や教育普及などを通じてアートセンターとしての役割を果たす新しいコンセプトの美術館だという。今回、アウディが他社に先駆けて同美術館で発表イベントを行なうことになった!
まず美術館の敷地内に入ると、斬新な建物をバックにまるで美しいオブジェのように新型TTクーペが展示されていた。
オープニングは音と光の演出
発表会のオープニングでは、テクノ系の音楽とライトによる演出が行なわれた。会場は美術館という静かな建物とは思えない、アップテンポで激しい音と光に包まれた空間となった。
オープニング演出が終わると、アウディ ジャパン 代表取締役社長 ヴァルター ハーネック氏が登場。今回の会場について、今までも意表をついた場所で発表会を行なってきたが、今回、オープン前の美術館で行なうことができたことを嬉しく思うとコメントした。新型アウディ TTクーペについては、日本では7月12日より予約受付を開始し好調で、初代を上回る販売となると自信をもてると語った。
“Drawing Presentation”
デザイナーのウルリッヒ ワイズ氏によるプレゼンテーションは、その場でTTのスケッチをしながら行なわれた。2代目TTクーペは、とまっている状態でも今にも動き出しそうな、初代よりも“エモーショナル”なデザインとしたという。
会場の2階、3階には、TTクーペをイメージしたアート作品が展示された。3階には、映画・音楽・女優・デザイナーなど各分野の人が手掛けたアート作品を展示。女優の桃井かおりさんが製作したジッポなどが飾られた。