ゆとりの田舎暮らし
団塊の世代のクルマ乗り換え術!! 定年後の第二の人生…新しいライフスタイルに合ったクルマ選びのススメ!
生涯現役の都市生活
 2007年から次々に定年退職を迎えるといわれる、いわゆる「団塊の世代」。定年後の人生をいかに生きるか、どんなライフスタイルを送るべきかが、大きな話題になっている。第二の人生をどのように過ごすかによって、クルマの用途や使う環境も変わってくるはず…。ということで今回は、間もなく定年を迎える団塊の世代のためのクルマ乗り換え術を大公開。これまで何度も乗り換えを経験してきた人でも、定年後の生活を見越した乗り換えは初体験のハズ! 新たな門出を迎えるにふさわしい、「本当に欲しいクルマ」に乗り換えましょう!!
■文・構成・デザイン/モンキープロダクション
■写真/前田恵介
■取材協力/山中湖ペンション・ステップハウス
      山中湖平野温泉・石割の湯
新たな出発…ライフスタイルはどうする!?
働くべきか、働かざるべきか…それが問題だ
団塊世代 定年(引退)後の「仕事」・「ボランディア」・「趣味」意向
これまで培ってきた技術や人脈を使って、定年後も働きたいと願う団塊の世代は多い。一方で、趣味やボランティア活動など、仕事以外の楽しみを積極的に見い出そうとしている傾向も見られる。
 定年後も仕事を続けるか…、それとも悠々自適の生活を送るか…。右の統計(円グラフ)によると、定年後もなんらかの形で仕事を続けたいと望む人が、全体の半数を超える結果(57.8%)となった。とはいっても、定年前のように朝から晩まで…というわけではなく、日数や時間に余裕を持ち、趣味やボランティア活動などにも時間を費やしたい、という人が多数派のようだ。
 また、定年後に住み替えるなら都会と田舎どちらがいいかという統計(右下の棒グラフ)では、年齢が高いほど都会暮らしを望む傾向が強いことがわかった。これは交通機関や病院が充実していることなど、都会ならではの暮らしやすさを求めての結果と思われる。だが、自然に囲まれてゆったり暮らしたいと願う層が増えつつあるのも事実である。
例えばこんなライフスタイル
週3日、1日5時間の勤務で余った時間は趣味を満喫したい!
都会暮らし
1週間丸ごと休みをとって夫婦水入らずの旅行にでかけたい!
都会暮らし
ログハウスか古民家に住み替えて自然の中で暮らしたい!
田舎暮らし
海や山の近くで趣味や生活そのものをゆっくり楽しみたい!
田舎暮らし
首都圏・近畿圏に住む男女1000人への意識調査 定年後に住み替えるなら、どこ?
ライフスタイルに合ったクルマに乗り換えよう!
予算は「支出」とのバランスが重要!
クルマを買い換えるなら予算はどれくらい?
100万〜300万円が、団塊の世代によるクルマ買い換え予算のボリュームゾーンのようだ。その額を決めるにあたっての基準を聞くと、「収入」よりも「支出」とのバランスと答えた人が多数を占めた。
新しいクルマの主な用途は?
新しいクルマの使用用途として一番多かったのは「趣味のための移動・運搬」。定年を機会に新たな趣味を発見すれば、自ずと必要とするクルマの性能も変わってくるはずだ。
 定年後にクルマを乗り換える場合、どんなクルマを選ぶべきかはその後のライフスタイルが大きく影響してくる。夫婦ふたりが乗れればいいと割り切れば、2シーターのスポーツカーも選択肢に入ってくるし、積雪する地方で暮らすには4WD車が必要不可欠となる。つまり、これまで考えもしなかったようなクルマだって購入の対象になってくるのだ。
 また、予算の立て方も重要。編集部で独自に行った団塊の世代に対するアンケートでは、どれくらいの予算が妥当かという質問には、右のグラフのような結果が出た。興味深いのは、その予算を立てる際に何を基準にするかという質問に対して、「収入とのバランス」や「欲しいクルマが買えるかどうか」という答えよりも多かったのが、「生活費や趣味にかかる費用とのバランス」だったという点。つまり「収入」よりも「支出」とのバランスを重要視する傾向が強いのである。
 入るより出ていく方が多くなってしまうお金。その何%がクルマを買う予算として妥当なのか? 一度考えてみることをおすすめする。
今のクルマがいくらで売れるかを知ろう!
PHOTO 買い換えの際に強い味方となってくれるのが、今乗っているクルマの下取り価格。まずは今のクルマがいくらで売れるのか知っておいた方が有利な乗り換えができることは間違いない!
ガリバーの無料査定はコチラ
あなたはどちらのライフスタイルに惹かれますか?