5月31日、品川インターシティホール(東京都)にて、ジャガー 新型「XK」の記者発表会が行なわれた。オープニングでは、ジャガージャパン代表のデービッド・ブルーム氏とミス・ユニバース日本代表 知花くらら さんによる、素敵な演出が行なわれた。
ジャガージャパン代表のデービッド・ブルーム氏は『今日は皆様に3つの花をご用意しました。早速ひとつめの花をご紹介しましょう。』と2006年のミス・ユニバース日本代表 “知花くらら”さんを特別ゲストとして紹介。
続いて、『ふたつめの花は、こちらにあるニュー XKです。ジャガーは常にその時代で最も「Beautiful fast car(美しく速いクルマ)」であることを追求してきました。そして、このニュー XKはジャガー史上、最も先進技術が駆使された、美しく速い次世代ジャガーの最初のモデルです。』と新型 XKを紹介。
最後に、『そして、みっつめの花として、UKのジャガー本社からニュー XKのチーフ・プログラム・エンジニア、ラス・バーニーさんをお招きしました。ラスから皆様にニュー XKのエンジニアリングについてご説明させていただきます。』とラス・バーニー氏を紹介した。
新型 XKのチーフ・プログラム・エンジニア、ラス・バーニー氏は、新型 XKは“スポーツカーとグランドツアラーの2台のが一台になったクルマ”で、“ラグジュリーな洗練性を維持しながら、ドライビング・ダイナミクスとスポーツカー性能を強調”していると語った。
そして、“最大限の共通化を図るために、クーペとコンバーチブル、2つのモデルを同時に設計した”というオール・アルミニウムの軽量かつ高剛性なボディ構造についてや、安全性能、パワートレインについて説明した。
エンジニアリングについての説明が終わると、再びデービッド・ブルーム氏が登場し、『ラス・バーニーがニュー XKのエンジニアリングについてご説明しましたので、私はこのクルマのマーケティング面をご説明します』と、マーケティングについて説明した。
日本市場への導入について、主な顧客は60歳以下の男性で、クルマを複数所有し、世帯収入3,000万円の人となるが、特にスタイリッシュなコンバーチブル・モデルは、若者や女性ドライバーを強く引き付けるものと期待しているという。
そして、新型 XKには、外装色、フェイシア・パネル、インテリア・トリムとシート、テクニカル装備に豊富な選択肢があるため、それぞれ異なった個性「Contemporary」「Sports」「Luxury」を強調する“スタイル・セレクション”を提供するという。
気になる価格については、クーペが1,130万円、コンバーチブルが1,230万円とのこと。
新型 ジャガー XKは、7月1日より全国一斉に発売開始される。