30年振りに富士に帰ってきた!

 富士スピードウェイ株式会社は、フォミュラ・ワン世界選手権(F1)の開催権利等を管理するフォーミュラ・ワン・アドミニストレーション(FOA)と、F1日本グランプリを2007年10月に富士スピードウェイで開催することで合意したと発表した。

 富士スピードウェイは1966年に開業、世界でも有数の超高速サーキットとして約40年にわたり、スポーツカー、ツーリングカー、フォミュラーカーなどによる数々の国際・国内レースを開催。F1については、日本初開催となった1967年と翌1977年に開催され、それ以来、2007年の開催は30年振りとなる。

 なお、富士スピードウェイは2005年に施設を全面リニューアルし、世界最新のサーキットとして国際自動車連盟(FIA)が定める、F1開催に必要な「グレード1」ライセンスを既に取得済み。

 FOA代表のバーニー・エクレストン氏は、「このたび、名峰“富士山”を望む美しい自然に囲まれた富士スピードウェイで、F1日本グランプリを開催できることを大変嬉しく思っている。今回の決定がF1の新たな時代の幕開けとなることを期待している。」とコメントしているとのこと。