インテリアをデザインするのに当たっては、繭の内側をイメージして優しく守られている包まれ感を表現したとのこと。適度なタイト感と開かれた視界による開放感とがうまくバランスされたデザインだ。室内空間の広さは十分なもの。前席はもちろん後席にも大人がしっかり座れるだけの空間が確保されている。これもリヤミッドシップのレイアウトによるものだ。
外観デザインが斬新な印象を与えるのに比べるとインパネ回りのデザインなどはやや平凡な印象もある。シルバーに塗装されたメタル調のインパネセンターなども比較的おとなしいデザインといえる。
装備は軽自動車の水準を超えて相当に充実したものが用意される。それが価格に影響を与えた部分もあるが、値打ちモノの装備を満載したモデルだ。最上級グレードのGでは、ディスチャージヘッドライト、エアロパーツ、アルミホイール、本革巻きステアリングホイール、メーター照度調整機能、エコテックス規格適合のシート生地、キーレスオペレーションシステム、フルオートエアコン、消臭天井、UV&シートプロテクトガラス、セキュリティアラーム、EBD付きABS、デュアルSRSエアバッグなどが標準となる。