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i PODがもたらすカタルシス
クルマを運転する際、僕は必ず音楽を聴いています。
大好きなアルバムのカセットor CDはいつも常備してありますし、最近ではiPODのシャッフル機能も大活躍です。
気分や状況、風景に応じて、音楽は最高の演出をしてくれますよね。
例えば、行楽地への道中はアゲアゲのファンク・ミュージックでハンドルをパーカッション代わりにバシバシ叩き、高速ではハードロックで熱くシンガロング、ミッドナイトはAORで、アーバンかつアダルトな大人の男の気分に浸る・・・てな具合に。
それに洋楽の新曲をチェックしたいかなと思うときはFMラジオを。
あと、渋滞にハマッてしまった時は、決まってJポップとトーク中心のAM番組で気分を紛らわします。
めくるめく車窓の風景とミュージックが一体となったときに得られるカタルシスは相当なものです。
好きな楽曲にはさらに深い愛着を与えてくれ、今まで聴き流してたはずの楽曲については、新たな発見をもたらしてくれたり、そしてラジオにおける名曲との出会い・・・。
自宅や職場ではなかなか獲得できない音楽的興奮をクルマはもたらしてくれます。
深夜のドライブにもってこいのBGMといえば・・・
あと仕事柄、取材予定のアーティストの音源を聴きこむ際もクルマをよく利用します。
気づくと自宅近辺を2時間ほどぐるぐる回ったりしてます(ガス代は相当イタいですが)。このように自分にとってクルマとは、便利かつ快適な移動手段であると同時に、最高のパーソナル・オーディオ・ルームであったりします。
ちなみに先日、実家の愛知に帰る際は、深夜のドライヴということもあり、AORのマスト・アルバムをたくさん用意しました。スティーリー・ダン の最高傑作『エイジャ』、マイケル・マクドナルド在籍時のドゥービー・ブラザーズの名盤『ミニット・ バイ・ミニット』、ボズ・スキャッグス『シルク・ディグリーズ』・・・。
“なんとなくクリスタル”な気分で快適な3時間半のドライヴを楽しむことができました。
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