独創的なワンモーションフォルムを取り入れ、一クラス上の上質さを感じさせる。リヤコンビランプはウインドウやスポイラーとの連続間を持たせ、塊感を演出。非点灯時の見栄えにもこだわっているのだ。 大きなフロントウインドウと、インパネの上部を低く設定したことにより、明るく開放的な印象だ。またシフトレバーは三菱初のゲート式を採用している。 シート生地は国際安全基準「エコテックス規格100」の認証を日本車として初めて取得。さらに内装の材料・構造・工法を見直し、日本自動車工業界の「車室内のVOC低減に対する自主的な取り組み」を1年3ヵ月前倒しして達成した。 助手席前には大容量のグローブボックスをはじめ、車検証を収納できるシークレットボックスやアッパートレイを装備する。またカップホルダーやカードホルダーも各所に配置されている。 ドアの内張は円をモチーフにデザインされている。ドアポケットはデザインはもちろん、使い勝手にも配慮されている。 リクライニング機構付きのリヤシートを倒せば、フラットで広大なラゲッジスペースが現われる。4名乗車時の積載性も十分以上だ。 新開発の3気筒ターボエンジンを搭載。ミッドシップレイアウト実現のため、徹底的に小型・軽量化が追求された。電子制御スロットルなどの採用により、滑らかで上質な加速フィールが味わえる。 ミッドシップレイアウトの特性を最大限引き出すため15インチの大径タイヤを装着する。大きな荷重のかかる後輪に幅広タイヤを採用したことで、限界域でのコントロール性を高めている。 ![]() |
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ユニークな新プラットフォームを採用した 三菱のi(アイ)は、従来のKカーとは異なる新しい価値観を提案する近未来型のスモールカーだ。これまでのKカーでは実現することが難しかった斬新なスタイルと居住性など、相反する性能を両立させるため、ミッドシップレイアウトを採用したのが最大の特徴といえる。 ボリュームを感じさせるワンモーションフォルム i(アイ)のデザインは丸みを帯びたボリューム感たっぷりのワンモーションフォルムのスタイリングを採用したのが特徴といえる。フロントからリヤまで、まるで一筆書きをしたような流れるラインと滑らかなリヤドアの開口部がとても印象的。サイドシルのラインも三次元のアーチ状とすることで、安定感に加えて軽快感をプラスしているのだ。 明るく開放感のあるインテリア i(アイ)のインテリアは大きなフロントウインドウにより、明るく開放的な印象だ。繭の内側をイメージしたというだけあって丸みのある滑らかな面を多用し、優しさと心地よさを感じさせてくれるもの。
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