福祉車両 情報 三菱 グランディスハーティーラン

三菱人気のミニバンに設定された福祉車両ハーティーラン

 フロントフェイスを少し変えたら、あら不思議。人気が復活した三菱のミニバン、グランディス。このモデルにも、もちろん福祉車両シリーズハーティーランが設定されている。それは助手席ムービングシート仕様だ。高性能ユニットの採用で、よりスムーズな電動回転&スライドダウンにより、 乗降性を大幅に向上したというグランディス ハーティーラン。スイッチ一つで助手席が回転。外部にせり出し、下降するという仕組みとなっている。
 床高があり、グランディスへの乗り降りがきつく感じられている人にはもってこいの仕様だ。何しろシート座面高は最大415mmまで下がってくるのだ。この高さであれば、文字通り腰掛けるように助手席に座ることが出来る。
 行き届いた配慮は機械的な仕組みだけではない。オプションで胸部固定ベルトやリモコンスイッチが用意されているのである。リモコンスイッチは読んで字のとおり、助手席ムービングシートをリモコンでコントロールするモノ。胸部固定ベルトはシートの回転/昇降時などに、着座姿勢をサポートするもの。これにより、安心してさらに安心してクルマに乗り降りできること間違えナシだ。
 グランディス ハーティーランは展開車種 2WD・4WD SPORT GEARを除く全車に設定されている。シート色は、ベージュ系、グレー系共に対応しているとのこと。

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三菱自動車
リポート
CORISM編集部