三菱のまじめな軽自動車に設定された使い勝手抜群の福祉車両
ハーティーラン。これは三菱自動車の福祉車両シリーズにつけられた名称である。「お年寄りや障害のある方たちと、介助する方たちひとり一人にやさしいクルマ。目指したものは三菱ならではの楽しいクルマを、やさしいクルマに進化させることでした」と自ら宣言するほどに機能性と快適性を両立させたモデルは、まじめな軽自動車ekワゴンにも設定されているのである。
機能性と快適性を両立させた助手席回転スライドシート仕様
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ekワゴンのハーティーランには2タイプのモデルが用意されている。その1つが手席回転スライド仕様である。このモデルは 新型高性能回転スライドシート採用で、機能性と快適性の両立を実現。操作も簡単だから、乗り降りがラクになるというものだ。
操作自体はいたって簡単。まず回転レバーを引いて助手席を回転させる。すると、助手席が外側へスライドし、外にせり出すようになる。これでOK。ベース車より約8度大きくドアが開き、サイドシル最外側からシート先端が125mmせり出すので、助手席に座り込むのがノーマルとは比較にならないほど容易になるというのである。
このekワゴンハーティーラン 助手席回転スライドシート仕様車は2WD&4WDの両車種で展開される。ただし、このモデルをを選択すると運転席がセパレートシートになるが、シフトはコラムシフトとなることにご注意を。また、運転席にはアームレストは付かないということだ。
乗り降りのスムーズさを徹底追求した助手席ムービングシート仕様
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ekワゴンに設定されているハーティーランその2は助手席ムービングシート仕様である。このモデルは助手席の回転もスライドダウン&アップもすべてが電動となっているもの。その簡単さは助手席回転スライドシート仕様を大きく凌いでいる。何しろ操作が簡単なのである。スイッチを押せばほぼ終了なのだから。
そんな簡単操作であるが、使い方の説明を。ベース車より8度大きく開くドアを開け、スイッチを押す。そうすると助手席が自動で回転。再度スイッチを押すと助手席が車外へスライドダウン。これで終了。地面から440mmの高さまで助手席が降りてくるので、簡単操作で簡単に乗り降りできるようになっているのだ。
この助手席ムービングシート仕様も2WD&4WDの両車種で展開される。ただし、このモデルをを選択すると運転席がセパレートシートになるが、シフトはコラムシフトとなることにご注意を。また、運転席にはアームレストは付かないということだ。
写真
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三菱自動車
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リポート
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CORISM編集部
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