フォード エクスプローラー エディー・バウアー

さらに進化した走行性能

フォード エクスプローラー XLT

 新型エクスプローラーのラインナップは、先代同様「XLT」と「Eddie Bauer(エディー・バウアー)」の2種類。エディー・バウアーに搭載された4.6L SOHC V8エンジンには、新たに可変カム・タイミングと3バルブ・シリンダーヘッドが採用された。このV8エンジンには新開発の6速ATが組み合わされ、最高出力は218kw(296ps)と40kw(54ps)アップした。同時に、10.15モード燃費も20%以上向上し、カリフォルニア州の低公害車基準II(LEV II)にも対応している。

 一方、XLTに搭載されたV6エンジンには5速ATが組み合わされた。最高出力157kw(213ps)と従来型だが、新型カムシャフトやスパークプラグの採用により、エンジン回転領域おすべてにおいて力強い動力性能を発揮し、アイドリング時のNHVを50%以上低減するとともに、排出ガス中のスモッグを形成する成分を約74%削減している。

 また、フロント・サスペンションは、コンポネートの強度をアップするとともに、全体的に軽量化されている。リア・サスペンションは、トレーリング・アームを新採用し、車両の牽引能力と対応荷重の増加に合せてサスペンションの強度がアップ、同時に軽量化も施された。さらに、フロント・リアともにショック・アブソーバーは、ツイン・チューブから新しいフレームの高剛性に合せてチューニングされたモノ・チューブに変更され、より快適な乗り心地と高レベルでのボディ・コントロールが実現された。

< 前のページ [ 1] [ 2] 次のページ >