先代とはイメージを一新した新型ウイングロードのリアビュー(写真は18RXエアロ)。 人気のエアロ仕様とはいえ、イカツくないスマートなフォルムなのが近頃の日産らしいところ。 こちらは標準仕様の新型ウイングロード。プレーンな雰囲気が先代にはない魅力を放っている。 18RXエアロのインテリア。シンプルで扱いやすい新型ウイングロードのコンセプトに沿ったインパネデザインとなっている。 フルフラット化も可能な新型ウイングロードのフロントシート。 最大120mmものスライド量を持ち、シーマ並みの広さを有する新型ウイングロードの後席。 カンタンな操作で荷室がイッキに広がる。ちなみに後席を倒すレバーはステージア、助手席を倒すスイッチはプレサージュからそれぞれ流用しているのだとか。 コレが「イージーラゲッジベンチ」。で、ベンチの左右にあるくぼみが本文中に記した「カップヌードル」ホルダーだ。もちろん、ドリンクなども置く事が可能(ただし停車時のみ)。 18RX、18RXエアロに搭載されるMR18DEエンジン。エクストロニックCVT-M6と組み合わされる。 ![]() |
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「SHIFT_FUNction」 機能で遊びをシフトする 3代目日産 ウイングロード 発売 トヨタ カローラフィールダーやホンダ エアウェイブなど強豪がひしめくSクラス・ステーションワゴン市場において、99年デビューという古参モデルながら、常に安定した売れ行きを示し続けていた日産 ウイングロード。特に01年秋のマイナーチェンジ時に内外装のデザインを大きく改良し、さらに売れ行きを伸ばしたという珍しいクルマだ。広い荷室空間を有しながらも商用車っぽさを感じさせない洒落た内外装に加え、時代のニーズに合わせスポーティなエアロ仕様も用意するなどして、幅広い年齢層に支持されたのが成功の要因だろう。 ワゴンユーザーの「カユいとこ」に応える スキー場でスノボのブーツに履き替えたり、あるいは波待ちのサーファーがお茶する時、後ろのゲートの開口部にちょっと腰掛けるというのはよく見かけるシーンだろう。新型ウイングロードには、そんな際に便利な「イージーラゲッジベンチ」と呼ばれる収納式の小さな背もたれが用意されているという。しかもその席の横には、カップヌードルのカップまで置く事が可能な丸型のくぼみまである(!)のだから凄い。コレは、日産が開発に際し市場調査をした際、海辺でサーファーたちがハッチゲートに腰掛け、寒さしのぎにラーメンを食していたのを見てひらめいた!のだとか。 大きくなってないのに広くなった!? 室内空間の大幅な拡大も先代ウイングロードユーザーにとっては朗報だ。先代モデルはライバル車の中でも特に小型なボディ寸法だったこともあり、荷室こそ広々したものであったものの、後席の広さなどではやや分が悪かった。 強豪ひしめくワゴン市場に真打ち登場! 新型ウイングロードのエンジンバリエーションは1500ccと1800ccの2種類。廉価グレードを除きFF車のミッションには燃費とレスポンスに優れるエクストロニックCVTを採用する。さらに1800ccモデルでは6速マニュアルモードが付き、ステアリングコラムのパドルやシフトレバーでマニュアル操作が楽しめる。なお4WDについては、1500ccモデルに4ATとの組み合わせで用意されている。
【日産 新型ウイングロード 関連情報をチェック!】
■ 新型! 日産ウイングロード プロトタイプ緊急試乗!(2005.10.04) ■ 東京モーターショー事前情報!日産 ウイングロード・プレビュー(2005.10.08)
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