05フランクフルト・モーターショーレポート! ジャガー XK

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05フランクフルト・モーターショーレポート! ジャガー XK

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05フランクフルト・モーターショーレポート! ジャガー XK

 ジャガーの次期型XKクーペとして、今年1月のデトロイト・ショーで出されたコンセプトモデル、アドバンスド・ライトウエイト・クーペ。そして早くもフランクフルト・ショーの場に、そのプロダクションモデルのニューXKが披露された。コンセプトカーそのままのスタイリングが生かされての登場となったが、これまでのジャガー・ブランドのシリーズモデルにはない斬新なボディデザインが与えられた。伝統を重んじるが故に、ややコンサバティブな印象が強かったジャガー車のイメージを払拭する狙いがあり、またXタイプの発売によって2000年以来、年間20万台にまで伸びていた生産台数が今年10万台を 下回りそうな状況を打破するための決断だ。
 XJシリーズと同じオールアルミモノコック構造を採用し、先代より31%剛性を高めながら軽量化にもトライ(先代より85kg軽い)、パワーウエイトレシオを10%向上させた。 
 4.2LV8は2000rpmから6000rpmの間で85%以上のトルクを発揮するセッティングで、42.9kgmの最大トルクを発する。トランスミッションは新しい6速ATで、これまでのJゲートではなく逆L字型ゲートに加え、ステアリング上にマウントされているパドルでも変速が可能になった。