カルフォルニア州の小さな町、モントレーにて、例年8月中旬、クラシックカー好きにとって最高のイベントが、1週間に渡って行われる。まず口火を切って開催されたイタリア車限定のミーティングが「コンコルソ・イタリアーノ」だ。70年代のスーパーカーブームを支えた、ランボルギーニ、フェラーリ、マセラティやランチアなど、数々のスーパーカーがオリジナルコンディションのまま勢揃いする貴重なイベント。もちろんそれ以前の車から、F430スパイダーなど最新モデルまでが一堂に会した。
その中から、スーパーカーブームを支えた「ランボルギーニ ミウラ」をピックアップ。
1965年のトリノ・ショーでミウラのシャシーが発表されてから、今年で40年。アウトモビリ・ランボルギーニ社がそのキャンペーンを行っているのにあわせて、コンコルソ・イタリアーノでもミウラがフィーチャーされた。ベルトーネがデザインしたエクステリアは斬新そのもの。日本では今、人気が再燃している。
ランボルギーニの主要マーケットであるため、西海岸地域でのミウラの個体数は実に多い。会場となったブラックホース・ゴルフクラブには、フルレストレーションされた、新車並みのコンディションのミウラたちが勢揃いした。これだけの台数を一度に見ることができるのは、コンコルソ・イタリアーノならでは。