スバル B5-TPH
スバル B5-TPH

これがB5-TPHの心臓部部分。ターボパラレルハイブリッドである。ミラーサイクルターボエンジンと電動モーターが組み合わされているのだ。

スバル B5-TPH

コックピットは市販車のイメージさせるようなモノとなっている。

スバル B5-TPH

シートは4脚ともグリーンをアクセントとしたモノとなっている。

スバル B5-TPH

近未来的なエクステリアデザインとマッチするような意匠のホイール。

スバル B5-TPH

ハッチバックなのか?ワゴンなのか?とりあえず大きく開くリアゲートは使い勝手抜群だと思われる。コンセプトカーだけれどね。

オフロードでもラフロードでも悪路走破性を追求するB5-TPH

 すでに市販されている各社のハイブリッドモデルと一線を画す内容となっているB5-TPH。さすが高バランスで走りにこだわるスバルのハイブリッド、といった感があるが、B5-TPHが凄いのは、なにもパワーユニットだけではないのである。

 スバルといえばレガシィをベースとしたクロスオーバーモデル、アウトバック(当時はグランドワゴンと呼ばれていた)を生み出したメーカーである。オンロードの走りを損なわず、悪路走破性を高めたモデル。このクルマは世界中で大ヒットとなり、各メーカーがアウトバックの追従モデルを開発し始めたのは歴史が証明するところである。

 そんなスバルのコンセプトカーである。B5-TPHは200mmの最低地上高と大径タイヤによる走破性の高さによって、オンロードとラフロードの場所を選ばない走りを可能にしているのだ。

 また、デザイン面に目を向ければ地球上のすべての場所を遊びのフィールドとするモデルということで楽しさと機能性を表現したモノとなっている。クルマに乗ること・走ることの楽しさと、あらゆる場面に適応する美しいスタイルの融合を目指して、スポーツワゴン、パーソナルクーペ、SUVそれぞれの美しさやたくましさ、そして機能性をクロスオーバーさせたモノとなっている。 

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代表グレード
B5-TPH
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4465mm×1820mm×1500mm
車両重量[kg]
1380kg
最低地上高[mm]
200mm
乗車定員
4名
エンジン種類
ガソリンDOHC16バルブデュアルAVCSツインスクロールターボ(ミラーサイクル)
圧縮比
11.5
最高出力[ps(kW)/rpm]
260ps(191kW)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
35.0kg-m(343N・m)/2400rpm
燃料消費量(10・15モード相当燃費)
17.0km/L
モーター形式
永久磁石型同期モーター
最大駆動出力
10kW
最大駆動トルク
150N・m
最大発電力
8.5kW
マンガンリチウムイオンバッテリーボックス(公称電圧)
173V
マンガンリチウムイオンバッテリーボックス(公称容量)
4.3Ah
マンガンリチウムイオンバッテリーボックス(外形寸法・ファンをのぞく)
670mm×360mm×180mm
撮影
阿部昌也
リポート
神田卓哉(221616.com編集部)
取材協力
スバル