コルトプラスではコルトにプラスされた後部の300mmの部分に違いがある。300mmはリヤのオーバーハングの延長に使われ、その分だけラゲッジスペースが拡大している。300mm延長されたとはいえ、コンパクトカーの小さめのボディながら、コルトプラスのラゲッジスペースはたっぷりした容量が確保されている。しかも割と簡単な操作で3列目のシートを折り畳み、フラットで広々としたラゲッジスペースを作れるから、たくさんの荷物を積む機会の多いユーザーには絶好のクルマとなる。扱いやすいサイズと大きなラゲッジスペースを両立させたクルマだ。
コルトプラスでは単に大きなラゲッジスペースを設けただけでなく、それに付加して3つの魅力を備えている。ひとつはこのクラスで唯一の電動開閉式のテールゲート、もうひとつは後方のレバーを引くだけで簡単に倒せるワンタッチフォールディングシート、そして3つ目はラゲッジスペースの床面の高さを変更できるフレキシブルカーゴフロア。これによってコルトプラスのラゲッジスペースは本当に使いやすいものになっている。