V・ワーゲン ハイモーション(トゥーラン燃料電池車)
ハイモーション(トゥーラン燃料電池車)

トゥーランの燃料電池モデルがロードラリーに出場。

ハイモーション(トゥーラン燃料電池車)

燃料電池モデルのベースになっているVWトゥーラン。

ハイモーション(トゥーラン燃料電池車)

燃料電池システムの小型化と、元々のクルマの設計の良さにより、燃料電池車化ができた。

VWトゥーランの燃料電池モデルハイモーションがロードラリーに出場

 フォルクスワーゲンのゴルフ・トゥーランは、3列シートのミニバンとして人気が高いが、燃料電池車としても海外では注目されている。
 車名はハイモーション(HyMotion)で、カリフォルニア燃料電池パートナーシップ主催のロードラリーにも出場しており、その性能の高さをアピールした。
 搭載する水素タンクは350バールの高圧タイプで、ガソリン7.5リットル相当となる1.9kgの水素を充填できる。高効率電気モーターとの組み合わせで、航続距離は約160kmとなっている。
 また、燃料電池による発電や回生ブレーキで充電される搭載バッテリーは、約1.9kWhの出力を持っており、0〜時速100km加速は14秒、最高速度は時速140kmを発生させる。
 ロードラリーは第三回を迎えるもので、燃料電池システムによって80kWの高トルクモーターを駆動し、ロサンジェルスからサンディエゴまで走破する。
 カリフォルニア燃料電池パートナーシップは、燃料電池乗用車のテスト、開発の熟成と、水素燃料ステーションなどのインフラ整備を図ることを目標としており、燃料サプライヤー、燃料電池メーカー、自動車メーカー、米国政府の代表などがメンバーになっている。

●レポート:オートアクセル

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