新車と中古車どっちがお得?その3~メリットとデメリットを徹底比較!~

close

3 どっちにしよう?! ~メリットとデメリットを徹底比較!~

新車と中古車、どちらを買おうか
悩んでいる方必見!
両方の「価格」「保証と修理代」について
比較し勝敗を決めました。
プロの視点から、結局どちらのコスパが
良いのかさまざまな項目でまとめています。

06.価格

初心者N(以下、N)「正直、一番気になるのはお値段なのですが…」

大岡

大岡(以下、O)「それはもう、中古車の強みです!たとえば、予算が200万円だとコンパクトミニバンのガソリン車あたりが候補となります。
しかし、中古車だと3年落ちくらいで高年式、それもひとクラス上の日産セレナなどをターゲットにできます。さらに5年落ちまでを対象とすると、高級ミニバンのトヨタ アルファードまで手に入れることもできるのです。
憧れていたクルマや乗ってみたかったクルマなど、同じ予算でも条件次第で選べる幅が大きく広がることが、新車にはない中古車の魅力でしょう。」

N)「掘り出し物もあるんですよね!」

O)「そうです。いいクルマなのに中古車だと激安というものも存在します。中古車マーケットで人気のないクルマは、価格が大幅に下がることがあるのです。
不人気車ということになりますが、クルマのパフォーマンスとしては抜群。そんな新車では300万円以上するようなクルマが、わずか1年落ちで新車価格より100万円以上安いなんてこともあります。こういった掘り出し物を探すのも中古車の面白さです。」

初心者N

N)「今回は中古車の勝ち!」

O)「はい。Nさんみたいにクルマに詳しくない人は、詳しい人と一緒に探すのをおすすめします。
詳しい人は自分の乗るクルマじゃなくても探すのが好きなハズです。そういう友人か営業マンを見つけてみてくださいね。」

価格は中古車

07.保証&修理代は?

N)「クルマにも保証はありますよね?壊れにくいイメージの日本車でも、中古車だと壊れやすいのでしょうか…」

O)「最初の3年間は圧倒的に新車が優勢です。しかし、新車だから壊れないということはもちろんありません。工業製品ですからね。
同様に、中古だから必ず修理が必要になるということもありません。」

N)「どういうことですか?」

大岡・初心者N

O)「まず、新車の保証期間が長いこと。一般的に、新車保証期間は3年間または6万キロとなっていて、オイルなどの消耗品、自分で壊した場合などを除き、無料で修理・対応してくれます。
さらに、エンジンやミッションなどの主要部品は、5年10万キロ保証などがあります。有料で保証期間を伸ばすことができるサービスも多くのメーカーが独自に設定しています。
こういった仕組みがあるため、新車でクルマを買うと3年間は法定点検以外、ほとんど修理代を支払うことがないのです。」

N)「中古車は?」

O)「中古車はそもそも誰かが使用しているので、傷や汚れなど使用感を感じるのは否めません。ただし最近は、傷の補修や徹底した室内の清掃・消臭までしている販売店が多いので、よほど古いものでなければ、それほど気にならないと思います。そこにお金はかからないでしょうね。
ただ、整備費は新車に比べると費用がかかってしまうでしょう。とくに重要なのは機能部分です。
見ただけでクルマの基幹部分の状態は判別できませんし、仮に試乗しても少し調子が悪いくらいだと、判別しにくいのが現状です。
新車登録から3年以内の高年式車なら、新車保証が継続されるケースが多いので多少のリスクは回避できますが、3年以上経過したクルマはある程度の出費を覚悟する必要があります。」

N)「中古車に保証はつかないんですか?」

O)「そんなことないですよ。そういった中古車のデメリットを無くすために、販売店独自に保証を付けてくれるお店が多いので、必ず保証を付けて買うといいでしょう。ただし保証内容は販売店により千差万別で、しっかり内容を確認することが重要です。当然、手厚い保証であるならその分価格が高くなるケースも多いです。」

N)「最初の3年は大きいのでやっぱりここは新車の勝ち、ですね」

O)「そうですね。ただ、新車であろうと中古車であろうと、乱暴な運転や、定期的メンテナンスをしないなどはNGです。」

保証&修理代は新車

08.初心者の方には中古車がおすすめ

N)「どちらにもメリット・デメリットがあるのはわかりました。新車か中古車、どちらを買うのがお得ですか?」

O)「それは、選択するクルマによって異なります。ただ、私は中古車をおすすめします。
新車だと、予算の中で選ぶことができる車種はわずかです。しかし中古車は、年式や走行距離など、さまざまな要素で価格が異なります。
新車と同じ予算で、1クラス以上良いクルマが買えますし、憧れのクルマに手が届く場合もあります。良いクルマに出会えたのであれば、満足感は中古車の方が高いのではないでしょうか。」

N)「ゼロから自分でこだわりの仕様にしたいのであれば、新車購入の方が向いているでしょうね。」

O)「どちらを選ぶにせよ、購入時にはしっかりと情報収集をし、納得の一台を選んでいただきたいです。」

09.総論&比較一覧表

新車新品が買え、装備や色など好きなように選べる。ただし、決まった予算の中では、選択肢が少ない。また、短いスパンで乗り換え続けられる経済的体力があるのなら、購入後の修理代など、想定外な出費を抑えられる可能性が高い。ただし、不人気車を買ってしまうと、短期での売却時にリセールバリューが極端に安くなる点には要注意。

中古車同じくらいの予算で、新車よりハイクラスの車に乗れる、掘り出し物がある、たくさんの選択肢のなかから選べる。ただし、販売店で保証や支払いプランなど差が大きいのでお店選びには要注意。

項目 新車 中古車 判定
1.こだわりたいなら 引き分け
2.選択肢の豊富さ × 中古車
3.エコカー減税 × 新車
4.業界の悪いクセ 引き分け
5.リセールバリュー 新車
6.価格 中古車
7.保証&修理代 新車
クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員。
初心者 N
ようやく重い腰を上げ、脱ペーパードライバーにチャレンジ!
そのあかつきにはマイカーを手に入れたい。今日も元気に検討中!