



日産のプロパイロットとは?2.0との違いは?機能一覧と搭載車種、使い方と注意点を解説
目次
プロパイロットとは?

プロパイロットとは、日産自動車が開発した運転支援システムのことです。車載の単眼カメラで前方車両や白線を認識し、アクセル・ブレーキ・ステアリングを制御して走行を支援します。
同システムは、高速道路や自動車専用道路において利用が可能です。種類やバージョンによっては、ナビゲーションシステムと連動して自動で速度調整を行ったり、一定条件下でハンズオフ走行できたりします。
システム別の機能一覧
現在プロパイロットには、ベーシックな機能を搭載した「プロパイロット」と、一定の条件下でハンズオフ走行ができる「プロパイロット2.0」の2種類があります。
プロパイロット
プロパイロットは、高速道路や自動車専用道路での単一車線の走行時にアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を支援するシステムです。後述のプロパイロット2.0と区別して、「プロパイロット1.0」と呼ばれることもあります。
ハンズオフ走行はできませんが、自動運転レベル2に分類されます。主な機能は以下の通りです。
ナビリンク機能は2020年12月発売のノートから搭載されています。ナビリンク機能付きのプロパイロットは、それ以前のシステム及び後述のプロパイロット2.0と区別して「プロパイロット1.5」と呼ばれることもあります。
プロパイロット2.0
プロパイロット2.0は、ハンズオフ走行も可能なシステムです。ナビゲーションシステムと連動して高速道路の出口まで運転を支援します。自動運転レベル2に分類されますが、レベル3に近い技術を有しています。
従来のプロパイロットから追加された機能や技術は、以下の通りです。
プロパイロット及びプロパイロット2.0の各機能・技術の詳細は、日産の公式サイトで確認できます。
プロパイロット搭載車種一覧
プロパイロットまたはプロパイロット2.0を搭載している車種は、以下の通りです。
※2024年5月1日現在の情報
※1 ハイブリッドモデルのみ搭載
気を付けたいのは、上記車種でもシステムを標準装備しているとは限らない点です。例えばノートは全グレードでメーカーオプションとなっており、エクストレイルは廉価グレードにおいて搭載がありません。セレナなどでも、プロパイロット2.0を装備しているのは一部のグレードのみです。また搭載機能もグレードによって異なります。
搭載グレードや搭載条件の詳細は、日産の公式サイトで確認してください。
なお中古でも、プロパイロットやプロパイロット2.0を搭載している車両があります。「高機能な運転支援システムが欲しいけど車両価格も抑えたい」という人は、ぜひチェックしてみてください。
プロパイロットの使い方と注意点

プロパイロットは、ハンドル部分にあるスイッチでシステムの起動や設定を行います。
青色のスイッチを押し、「CANCEL」レバーを下方向(SET-)に引くとプロパイロットが起動。その時の車速で定速走行を開始します。設定速度を上げたい場合はレバーを上方向(RES+)に、下げたい場合はレバーを下方向に引いてください。
また車間設定スイッチ(画像では青色のスイッチの下)を押すと、車間距離を長・中・短の3段階で切り替えられます。
プロパイロットは運転を「支援」するもので、自動運転システムではありません。プロパイロット2.0でハンズオフ走行する場合も、ドライバーは常に前方を注視し、操作が必要な場合に必ずハンドルを握れるようにしましょう。
具体的な操作方法は、取扱説明書で確認してください。日産の公式サイトでも取扱説明書の閲覧が可能です。
ガリバーでもプロパイロット搭載車を取り揃えています
日産のプロパイロットは、ライバルと比べても優れた運転支援機能を有しています。ただし製造にもコストがかかっており、搭載車の車両価格は高額です。購入費用を抑えたい場合は、中古車も検討しましょう。
ガリバーでは、プロパイロット搭載の中古車両を多数扱っています。さらにメーカー横断でも、安全性や運転支援機能を比較していただくことが可能です。「プロパイロット搭載車種を200万円以下で買いたい」「スバルのアイサイトX搭載車両とプロパイロット2.0搭載車両ならどっちがいい?」など、お気軽にご相談ください。
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