エアバッグとは?仕組みや作動条件、注意点

中古車のことならガリバー【公式】
お気に入り
お気に入り0件
現在、お気に入りに登録されているおクルマはございません。

お気に入りに登録すると、あなただけのお気に入りのクルマリストでいつでも簡単に比較ができるようになります。※「お気に入り」の登録を可能にするためにCookie機能を有効にしてください。

検索履歴
検索履歴

直近で閲覧されたクルマ

閲覧履歴がありません

クルマを探す

検索履歴

検索履歴がありません

クルマを探す
0120-22-1616

中古車探し・無料査定のご相談

エアバッグとは?仕組みや作動条件、注意点エアバッグとは?仕組みや作動条件、注意点

エアバッグ(SRSエアバッグ)とは?仕組みや作動条件、正常に機能させるための注意点を解説

更新日:
衝突事故などの際に、乗員を守るために開くエアバッグ。ここでは、その仕組みや作動条件、正常に機能させるための注意点、警告灯が点灯した場合の原因と対処法を分かりやすく解説します。

目次

エアバッグ(SRSエアバッグ)とは?

エアバッグとは、事故などの際に乗員の頭部や胸部、腹部を保護するための安全装置です。

車体が強い衝撃を受けると、窒素ガスで満たされたバッグが開き、乗員への衝撃を吸収します。


現在日本で採用されているエアバッグは、「SRSエアバッグシステム」と呼ばれるものです。

SRSは「Supplemental Restraint System(補助拘束装置)」の略で、シートベルトの機能補助を主な役割としています。そのためシートベルト未着用の状態では、エアバッグの効果を充分に得られません。


なお、日本ではエアバッグの装着義務がないものの、現在では新車のほぼ100%にエアバッグが装備されています。


設置されている箇所

エアバッグの設置箇所や数は、メーカーや車種によって異なります。


現在、ほとんど全ての車両に搭載されているのが、運転席や助手席の「フロントエアバッグ」です。前面衝突で乗員がハンドルやダッシュボードに衝突するのを防ぎます。


また、前列の座席では足元を守る「ニーエアバッグ」や、腰部の保護に役立つ「シートクッションエアバッグ」を設置している車両もあります。


最近搭載が増えてきているのが、側面からの衝撃を緩和する「サイドエアバッグ」「サイドカーテンエアバッグ」です。前者は主に胸部や腹部、後者は頭部の保護に役立ちます。


さらに、この他にも後部座席の乗員同士での衝突を防ぐ後席「センターエアバッグ」や、歩行者と衝突した際に相手を守るための「歩行者保護エアバッグ」などがあります。

エアバッグの作動条件

エアバッグの作動条件には、衝撃の度合いに加えて車の速度も関係しています。


例えば運転席や助手席のエアバッグは、一般的に時速20〜30km以上で前面衝突した時に作動します。また、前方左右約30度からの強い衝撃でも作動することが多いです。


ただし細かな作動条件は、メーカーや車種によって異なります。

なお、一度開いたエアバッグを再利用することはできません。エアバッグの修理費用の相場は、一般的な国産車で10〜30万円ほどです。さらにエアバッグが展開するような状況では、車両の他の部分が傷ついたり、故障したりしている可能性が高いです。


衝突しても作動しない可能性があるケース


以下のようなケースでは、衝撃の大きさによってエアバッグが作動しない可能性があります。


  • 電柱との衝突や斜め前方での衝突など、車の一部だけが変形するような状況の場合
  • トラックの荷台下などに潜り込み、衝突の衝撃が伝わりにくい場合
  • 側面からの衝突相手が二輪車など、衝撃があまり大きくない場合
  • 横転や転覆をした場合


事故でないのに作動してしまうケース


以下のようなケースでは、事故でないのにエアバッグが作動してしまう可能性があります。


  • 縁石や路肩、車止めに乗り上げた
  • 深い溝や穴に落ちた
  • 地面に強くぶつかった


なお、エアバッグでは展開後の二次被害を防ぐため、開いてもすぐに収縮するよう造られています。そのため「エアバッグで視界が遮られ、動けなくなる」といった状況になるリスクは低いです。

エアバッグを正常に機能させるための注意点

エアバッグが正しく作動すれば、乗員のケガや死亡のリスクを低減できます。

しかし、エアバッグの効果を充分に得る上では乗員の「乗り方」も重要です。

シートベルトを必ず着用する


冒頭でご紹介した通り、日本で採用されているエアバッグはシートベルトの着用を前提としています。シートベルト未着用の状態では、エアバッグの作動が遅れたり、作動しなかったりします。


エアバッグ作動時の死亡事例を調べた結果、「シートベルト未着用では、着用しているケースより死亡リスクが約15倍高かった」というデータもあります


※参考:国土交通省「自動車総合安全情報


エアバッグ設置箇所周辺に物を置かない


エアバッグが格納されている場所に物を置いたり、飾りを付けたりするのも危険です。

物がエアバッグの展開を遮ったり、置いてあった物が吹き飛ばされて乗員にぶつかったりする可能性があります。

エアバッグ警告灯が点灯した場合の原因と対処法

エアバッグの警告灯が点灯した場合は、電気系統の不具合、センサーの異常、バッテリー不足、シートベルトの不具合などが考えられます。


放置すれば、万が一の際にエアバッグが正常に作動しない可能性もあります。警告灯の存在に気づいた時点でディーラーや整備工場に相談しましょう。

エアバッグの機能を理解して、正しく使おう

ここまでご紹介したように、エアバッグはシートベルトの着用を前提とした安全装置です。車に乗る際は、必ずシートベルトを着用しましょう。


また、現在は多くの箇所にエアバッグを装備した車種があります。車の購入時は安全性の高さも考慮してください。ただし安全性の高い車ほど車両価格も高額になりがちなので、予算を抑えたい場合は中古車も検討しましょう。


ガリバーはメーカー横断で中古車を扱っており、エアバッグ機能の充実した車や、総合的な安全性が高い車をご提案できます。

「軽自動車でエアバッグが充実しているのはどれ?」「N-BOXとスペーシア、総合的な安全性ではどちらがおすすめ?」といったご相談も承りますので、お気軽にお問合せください。

安心の全車保証付き!※

毎日約500台が入荷するガリバーで中古車探し!

ガリバースタッフ
ガリバースタッフ

※部分保証、国産車は納車後3ヶ月、輸入車は納車後1ヶ月の保証期間となります。GT-Garage、LIBERALA麻布など、一部店舗では修復歴車/保証の対象外/返品対象外の中古車も販売しています。

車購入前にチェックしたいおすすめ記事

TOP