オートハイビームの仕組みとメリット・デメリット、設定・解除方法

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オートハイビームの仕組みとメリット・デメリット、設定・解除方法オートハイビームの仕組みとメリット・デメリット、設定・解除方法

オートハイビームとは?仕組みやメリット・デメリットから設定・解除方法まで解説

更新日:
ヘッドライトの切り替えを自動で行うオートハイビーム。近年は照射範囲を調整してハイビームを維持する高度なシステムも登場しています。ここでは仕組みやメリット・デメリット、設定・解除の方法などを解説しています。

目次

オートハイビームとは?

オートハイビームとは、夜間など暗い道を走行する際に、システムが前方の状況に合わせてハイビームとロービームを自動で切り替える機能です。

街灯などもなく周囲が暗い時はハイビームに、街灯の光や対向車、先行車を検知した時はロービームに切り替えます。


日没やトンネル内など、周辺が暗くなると自動でライトが点灯する「オートライト機能」とは別の機能です。


従来技術から進化した可変配光型オートハイビーム


近年は、従来のオートハイビームをさらに進化させた可変配光型の「ADB(アダプティブドライビングビーム)」も存在します。これは、先行車や対向車がいる状況でも照射範囲をコントロールし、ハイビームを保つ機能です。ハイビームを部分的に遮光・消灯することで先行車や対向車に眩しさを与えず、良好な視界を保ちます。


トヨタでは「アダプティブハイビームシステム」や「アダプティブドライビングビーム」、日産では「アダプティブLEDヘッドライトシステム」、ホンダでは「アダプティブドライビングビーム」といった名称で呼ばれています。


道路交通法ではハイビーム走行が原則


道路交通法第52条には「車両等は、夜間、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯(ハイビーム)、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない」と記載されています。つまり夜間の運転では、ハイビーム走行が基本です。


ただし対向車とすれ違う場合など「他の車両等の交通を妨げるおそれがあるとき」は、ロービームの使用が定められています。なお先述の可変配光型のADBであれば、ハイビームであっても照射範囲が調整されるため、ライトの切り替えは不要です。

オートハイビームのメリット・デメリット

オートハイビームは人に代わってライトの切り替えをしてくれるので、非常に便利です。ただし作動には条件があり、上手く作動しないこともあるため、注意も必要です。


メリット


自動でライトが切り替わる点から、オートハイビームでは以下のようなメリットを得られます。

  • ドライバーの負担軽減
  • 夜間走行時の安全性向上
  • 対向車や先行車に対する眩惑の防止


ロービームでは車両前方の視認性が悪く、事故の発生リスクが高いです。他方でハイビームは周囲の車などに眩しさを与えてしまうため、従来の車ではヘッドライトの小まめな切り替えが必要でした。オートハイビームであれば、ドライバーは運転に集中でき、安全性の向上や周囲の快適性の確保にも繋がります。


デメリット


オートハイビームは便利な機能ですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 天候や反射物の有無などにより、正しく作動しない場合がある
  • 低速走行時は作動しない
  • 歩行者や自転車は検知しづらく、眩しさを与えることも


2024年12月現在のオートハイビームの機能性は、完全とは言えません。状況によって、ロービームへの切り替えが遅れたり、切り替わらなかったりする可能性があります。例えば、雨や濃霧など天候が悪い場合、標識やミラーなど光を強く反射するものがある場合、先行車のテールランプが暗い場合などです。

可変配光型のADBでも、照射範囲が調整されないことがあります。


またオートハイビームは、一般に車速30km/h以上でしか作動しません。システムに頼りきると、ライトの切り替えがなかった場合に周囲を眩惑させ、煽り運転と勘違いされる可能性もあります。

さらに、歩行者や自転車の検知は難度が高く、相手に眩しさを与えてしまうことが多いです。

オートハイビームの設定方法・解除方法

ここでは、トヨタのカローラクロスのオートマチックハイビームを例に設定や解除の方法をご紹介します。


設定時は、ライトスイッチ(右レバーの先端)をロービームまたは「AUTO」にし、運転席下方のオートマチックハイビームスイッチを押します。右レバーを軽く手前に引くと、一時的にロービームに切り替わります。

右レバーを奥に押すと、手動のハイビームに切り替わります。レバーを手前に戻すと、自動に戻ります。またオートマチックハイビームスイッチをOFFにすると、手動のロービームに切り替わります。


設定・解除方法はメーカーや車種によって異なるため、詳しくは各車種の取扱説明書で確認してください。また切り替えの遅さや誤作動が気になる場合は、販売店に相談しましょう。

ガリバーでもオートハイビーム搭載車を取り揃えています

近年はオートハイビーム搭載の車種が増えてきましたが、車種によっては高年式のモデルにしか搭載がありません。その中でも車両代を節約したい場合は、中古での購入を検討しましょう。


ガリバーでは、オートハイビーム搭載車はもちろんのこと、様々な便利機能や安全機能を搭載した中古車を扱っています。お客さまの予算やご希望に合わせた車両の提案も可能です。「予算80万円で安全性の高い軽自動車が欲しい」「予算150万円のノートとアクアなら、どっちが良いの?」など、お気軽にご相談ください。

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