はじめての中古車購入ガイド安い車検で得するテクニック
目次
知らないと損をする?!保険を賢く使えば車検もお得!
車両保険を使えば、フロントガラスのキズ補修がタダになることも!
飛び石などで思いもよらずついてしまったフロントガラスのキズ。キズついたフロントガラスは車検を通りません。しかし、フロントガラスの修理は、ちょっとしたキズでも5,000円以上の出費は確実。フロントガラスの交換となると、10万円近くかかってしまいます。
この予定外の出費をゼロにするのに使えるのが車両保険です。
ポイントは、任意保険でエコノミー車両保険に入り、オールリスク免責ゼロ特約をつけていること。そうすれば、免責額ゼロでフロントガラスやテールランプなどの交換ができます。エコノミー車両保険は、「車対車」の事故が補償の対象で、自損事故や当て逃げなどで事故相手が確認されない場合は補償の対象外、というのが基本ですが、飛び石でついたキズは補償の対象になるのです。
事故ではない補修なら、保険の等級も据え置き
上記のケースでは、無事故割引にも影響しないので、翌年の保険料が上がってしまうということもありません。車両保険をかしこく利用して、ムダな出費をなくしましょう。
自賠責保険で、「ちょっと」得をする方法
車検時に支払う自賠責保険2年分の金額は、21,550円です(沖縄県・離島を除く自家用車24ヶ月の場合)。
月割りにすると、1ヶ月約900円となります。
自賠責保険は一度支払うと戻ってこない※ので、細かい話になりますが、2回目の車検後1年以内に車を売るつもりなら、最初の車検で3年の自賠責保険に入っておくことをオススメします。
3年(36ヶ月)の保険料は29,520円で、月割りにすると820円なので、2年の保険料よりも月額換算でおよそ80円お得になります。
※廃車の場合を除く(ただし、残存期間によりお戻しできる金額が変わりますので、詳しくは弊社スタッフまでお問合せください)。
さらに車検時の費用を抑えるプラスアルファのマル得情報
- フロントガラスのキズは、車検の予約を入れることを前提に整備工場に頼むと、格安で直してもらえることも。
- プリウスなどのハイブリッドカーはメカや部品が特殊なので、少しでも不安がある場合には、トラブルを避けるためにもディーラー車検が安全。
- タイヤはインチアップしたものでも、フェンダーからはみ出していなければ、つけたままで車検を通せる。もちろんスタッドレスタイヤもOK。
- 車検時のタイヤ&バッテリー交換は、ディーラーや整備工場ですると割高になるので、事前に量販店やカーショップで格安のものに交換しておくとお得。
- ライバル社のディーラーで車検を見積もると、次回の新車購入を期待されるので、意外に安くできるケースもある。
- 点検・整備時には様々な工賃が含まれるので、オイル交換をしてもオイル代だけで済む。
- その車に長く乗るならディーラー車検のほうが安心で手間もかからないが、保証期間のうちはディーラーに頼み、その後の車検は民間の整備工場に依頼して費用を浮かせる方法もある。