プリウスＰＨＶ（トヨタ）Ａナビパッケージ DLA-ZVW52(10121282) の画像

初代プリウスPHVは、30型プリウスをベースに次世代の環境車として2012年に満を持してデビューした。高性能のリチウムイオンバッテリーを搭載し、家庭用電源で充電した電力でEV走行することから、近距離の移動はゼロエミッションで走行可能という近未来のクルマだ。デビュー時は、26.4kmという距離をEV走行できるとしてデビューしたプリウスPHV。しかし、マーケットの反応は厳しく、26.4kmでは短いとされた。また、ベースのプリウスより100万円近い価格差もあるのに、代り映えしないデザインなども不評で販売は低迷したまま終わった。こうした反省を踏まえた2代目プリウスPHVは、2017年2月に登場。過去の反省を生かしEV走行距離をなんと68.2kmまで伸ばして来た。さらに、外観デザインはプリウスとは異なるものとして差別化した。さらに、ルーフには1日最大で6.1km走れる電力を太陽光パネルで発電するソーラー充電システムが用意された。価格は高価であることに変更はないが、CMに石原さとみを起用したことなどもあり、発売1ヶ月で12500台を受注し好調な滑り出しとなった。４人乗りで日常使用が問題ないのであれば、新しい価値観に出会えるモデルである。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。