Ｒ２（スバル）Ｆプラス DBA-RC1(10041494) の画像

稀代の名車、スバル360の後継モデルとして1969年夏にデビューしたのがＲ-２。リアエンジン方式の２サイクル軽自動車の第2世代として登場。広い居住スペースと軽快な走りをチャームポイントにする。後期モデルは水冷エンジンを搭載した。この車名を21世紀に引き継いだのがR2で、2003年12月にベールを脱いだ。ハイトワゴンが全盛の時代にプレミアム指向の軽自動車を提案し、全高も立体駐車場に入る高さに抑えた。女性ユーザーを意識してキュートなデザインを採用し、デビュー時は個性的なスプレッドウイングスグリルも話題となった。エンジンは快適な直列4気筒。SOHC2バルブのほか、DOHC4バルブとDOHC4バルブ+スーパーチャージャーの3機種が設定された。トランスミッションは、インパネシフトのCVT。スーパーチャージャー仕様には、マニュアルシフト付き7速CVTを採用する。サスペンションは、前後ともストラットの４輪独立懸架とした。しかし、広さにこだわる人たちの共感を得られず、2010年春に姿を消している。

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