ＣＸ－７（マツダ）ベースグレード CBA-ER3P(10057641) の画像

マツダCX-7は、過去に販売していた大柄なボディを持つ上級SUVである。ボディサイズは全幅が1870mmとかなり大きい。また、個性の強いデザインということもあり、国内販売は低調に終わった。基本はアメリカや中国向けのSUVだが、2006年から2012年までの間は日本でも販売されていた。CX-7は、当時のマツダが持つさまざまな車種に採用した技術を組み合わせて開発されていて、基本プラットホームはMPVなどと共通、フロントサスペンションもMPV用、リヤサスペンションはプレマシー用のものを改良して採用している。搭載される直列4気筒2.3Lターボエンジンは、マツダスピード アテンザに搭載されていたものが流用された。175kW/350N・mのパワー＆トルクは1700kg前後に達する大型SUVボディの車両重量に対して十分に見合ったものだった。トランスミッションは6速ATのみの設定で、駆動方式はFFと4WDの設定がある。4WDシステムは前後輪のトルク配分を自動的に最適化する電子制御式のアクティブトルクコントロールカップリング式を採用した。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。