ミラ（ダイハツ）ＴＡ V-L500V(5001649) の画像

ダイハツ ミラは、軽乗用車のクォーレから派生した商用車版モデルとして1980年に登場した。当時は税制の盲点を突いた商用車仕様のアルトが大ヒットしていたため、ダイハツもこれに追従するモデルとしてミラ(当初はミラクォーレ)を設定した。1989年に消費税導入に伴って物品税が廃止されると、商用車としてのメリットが薄れたため、ミラの車名で乗用車と商用車が作られるようになった。2006年に発売された現行モデルは7代目で、途中で派生モデルのミライースが登場したことなどから、10年を超えるロングライフモデルとなった。2013年には主要モデルがミライースに統合され、ミラは1グレードの5速MT車のみの設定になったが、2017年5月現在も生産・販売が続けられている。外観デザインの違いによってシンプルな標準車とスポーティなカスタムが設定されているのは、ダイハツのほかの軽自動車と同じである。デビューした当初の搭載エンジンは660ccの自然吸気DOHCとDOHC＋インタークーラー付きターボで、グレードによって3速AT、4速AT、5速MT、CVTが組み合わされた。

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