ゴールド・シルバー系 ＴＴクーペ（アウディ）３．２クワトロ Ｓライン GH-8NBHEF(10012183) の画像

アウディTTが発表されたのは1995年。デザイナーが自由な感性を生かしてデザインしたというフォルムは「奔放かつ情熱的」と評され、センセーションを呼んだ。モデルチェンジを経て車体は大きくなっているものの、程よく最近のトレンドを取り入れて進化を遂げた。TTは期待を裏切らない、スポーツカーらしいキレのある走りを見せる。搭載しているのは、高効率と高出力を両立しているTFSIエンジン。アクセルを踏み込んでから暫くは、緩慢な吹きあがりで大人しい印象。しかし回転数が上がってくると、トルクを活かした、強烈な加速が感じられ、シートに体が押し付けられるような感覚さえ味わうことができる。サスペンションにまでアルミを多様した巧みな設計は、軽快で高い走行安定性も実現している。ボディサイズはそれほど大きくないが、スタイリッシュな外見からは意外に思えるほど居住性は極めて高く、クーペのリアシートは大人ふたりが寛ぐのに充分な広さだ。運転席のシートは程よくタイトで、スポーツ走行はもちろん、タウンユースにもオールマイティに使える。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。