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当時地元の愛知県T市で遭遇した恐怖体験です。
その日友達と深夜まで遊び、次の日も仕事があった為にお開きとなりました。
特に会話も無く友達を自宅まで送り届けるべく車を走らせました。
その子の自宅に行くには2通りの行き方があります。
1.遠回りになるが街灯もあり大きな国道
2.近道だが街灯も無く真っ暗な細い田舎道
疲れていた私は迷い無く2を通る事にしました。
その道沿いには中学校やお寺、廃工場、不気味な池、遊具がブランコしかない公園、お墓などがあります。
車も一台も走っておらず明かりと言えば自車のヘッドライトのみ。
そしたら、前方が一瞬青白く光りました。
その時は車が走ってると思ったんですが。
その後、いきなり白装束を着て杖をついたおじいさんが目の前に現れました。
驚いた私は急ブレーキを踏みました。冷や汗が止まりません。
助手席の友達にどうしたの？と聞かれ、今見た事を話しましたが友達はおじいさんに気付いていないようでした。
いきなりおじいさんが視界に入ってきた事。
真っ暗な道にもかかわらずおじいさんが青白くはっきりと見えた事。
辺りをを見回してもどこにもいなかった事。
私は怖くなりました。ただ、友達の家まですぐの所まで来ていたので気を取り直してまた車を走らせました。
そしたら、そのおじいさんがまた現れました。顔もはっきり見えました。
無表情のその顔からは言いようも無い恐怖がありました。
限界だった私はその場で無理矢理Uターンをして今来た道を全速力で走りました。
バックミラーで後ろを確認したら、青白いそいつが道路上にたくさんいました。
その後は何も無く友達を家に送り届けました。
友達は全く何も見ていないようでした。
一週間くらいたったある朝に私は事故にあいました。反対車線から対向車が突っ込んできて正面衝突でした。
車はぐちゃぐちゃになり廃車。私も腰を痛めました。
もし、あの夜そのままUターンせずに走ってたらと思うと悪寒がします。
事故も当時左ハンドルに乗っていたから命は助かりました。
今では何事も無く過していますが、今だに街灯の無い道を走るのは怖いです。
皆様も街灯の無い道を走る際はお気をつけ下さい。
万が一心霊現象に遭遇してしまった時に古くなっていた愛車が走らなかったら、困りますよね？
良い車、安心出来る車をガリバーで買い替えましょう。
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