中古車購入でトヨタノアを選ぶ理由!魅力とオススメグレード

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中古車の購入前に知っておくべき80型/90型トヨタノアの特徴とおすすめグレード

更新日:
中古車を購入する際には、できるだけ興味のある車のことを知っておくと便利です。「スライドドアで乗り降りが楽」「7人乗り以上」「ファミリーにおすすめの車」など、家族構成や生活習慣にそった車選びにも役立ちます。 この記事では、80型・90型トヨタノアについての性能やオススメを紹介します。参考にしてみてください。

目次

大岡 智彦
【記事の執筆・監修者】 大岡 智彦
監修者プロフィール


(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長

日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員

  • 略歴

一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員。
自動車専門誌編集長を経て、2011年に自動車情報専門サイト「CORISM」を立ち上げ。自動車メディア経験は30年以上。年間約50台のクルマに試乗し、評価している。

80型/90型トヨタノアについて

トヨタ ノアは、広い室内空間とシートアレンジの豊富さが特徴です。スライドドアで乗り降りが容易にできるため、狭い駐車スペースでも安心ですし、小さなお子さんがいたり荷物が多くなりがちなファミリー向けの車としてお勧めです。

この記事では、3代目(80型)と4代目(90型)に絞って紹介していきます。

80型トヨタノアの特徴

3代目にあたる80型ノアは、2014~2021年に販売されたミドルサイズミニバンです。なおヴォクシーは販売チャネル違いの兄弟車になります。


80型ノアは、ダッシュパネルより後方のボディ骨格を一新した低床フラットフロアの採用により、室内高1,400mmを実現するなどクラストップレベルの広々とした室内空間。そして低くステップのない乗り込みを可能とした優れた乗降性、高いユーティリティのラゲッジスペースを実現しています。

5ナンバーサイズの標準車に加えて、迫力のあるフロントマスクと低重心のワイドボディを専用フロントフェンダーパーツが強調し、圧倒的な存在感を誇るエアロ仕様のSiグレードを設定。


80型ノアの外観は、アンダーグリルと一体化した大きなフロントグリルとヘッドランプの組み合わせにより、上下四隅を強調。ワイド感とフロントマスクの厚みにより、堂々感を表現しています。


インテリアは、ドライバーが運転しやすく、同乗者も快適に過ごせるように低くワイドなインストルメントパネルを採用しました。これにより圧倒的な広さと見やすさを実現しています。


80型ノアのデビュー時のパワートレインは、3ZR-FAE型2L直4ガソリンエンジン+CVT。そして、2ZR-FXE型1.8L直4ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム、THS-IIを搭載。

3ZR-FAE型2Lエンジン搭載車は、新開発のスーパーCVT-iを採用することで、アイドリングストップ機能付2WD車でJC08モード16.0km/Lと当時クラストップレベルの燃費性能を実現しました。駆動方式は2WDを中心に2Lガソリン車には4WDが用意されています。


登場から新車の販売が終了する2021年の間に、特別仕様車の「デライトプラス」や「Si“W×B”(ダブルバイビー)」「Si“W×B”II」「Si“W×B”III」も設定されました。

2017年4月~2018年3月におけるノア、ヴォクシー、エスクァイアの合計販売台数が19万2,681台となり、ミニバン新車販売台数第1位となるほどの人気車でした。

改良の歴史


2015年

Xグレードをベースとした特別仕様車の「デライトプラス」を設定

2016年

一部改良

  • ハイブリッド車にエアロ仕様の「Si」を設定
  • 「トヨタセーフティセンスC※1」を設定
  • スポーツコンバージョン車のノアSi「G's」※2を設定
  • エアロ仕様Siベースの特別仕様車のSi”W×B”(ダブルバイビー)を設定

2017年

マイナーチェンジ

外観デザインの進化

運転の快適性が向上

  • 精悍さを際立たせたスタイルへと進化
  • 充電用USB端子など利便性を向上させる装備を充実
  • スライドドアにシールを追加し、遮音性が向上
  • ボディ剛性の見直しやショックアブソーバーの改良で、静粛性や乗り心地が向上
  • Siをベースとした特別仕様車のSi”W×B”を設定

2019年

一部改良

安全性の向上

  • トヨタセーフティセンスの機能性を向上
  • プリクラッシュセーフティの検知対象に昼間の歩行者が加わる
  • インテリジェントクリアランスソナー※3 を追加
  • 内装・ボディカラーの変更などが入った特別仕様車のSi“W×B”IIを設定

2020年

特別仕様車のSi“W×B”IIIが販売

※1 トヨタセーフティセンスC:衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームのセットになっている

※2 ノアSi G's:トヨタガズーレーシングのテストドライバーが、徹底したチューニングを施したスポーツコンバージョン車

※3 インテリジェントクリアランスソナー:アクセルとブレーキペダルの踏み間違いにおける衝突被害軽減に効果

80型トヨタ ノアのグレード解説


デビュー当初の80型ノアのグレード構成は、ハイブリッド車は7人乗りのみで、ガソリン車は7人と8人乗りが選べました。

5ナンバーサイズの標準車は、価格の安い順にX、Gの2種類で、ガソリン車には装備を簡素化したX Vパッケージを用意していました。3ナンバーのエアロ仕様はSiのモノグレードとなっています。


2016年に一部改良で待望のハイブリッド車にエアロ仕様のSiを追加しました。


2017年のマイナーチェンジの際にエントリーグレードのX、Vパッケージは廃止されています。


特別仕様車は、Xグレードをベースとした特別仕様車のデライトプラス。エアロ仕様のSiをベースとしたSi“W×B”、Si“W×B”II、Si“W×B”IIIを設定しました。

これらの特別仕様車には専用の外観パーツやボディカラーに加えて、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアやスーパーUVカットグリーングラスプラス撥水機能付といった人気の高い装備が採用されています。

80型トヨタ ノア中古車の注意ポイント


中古車を購入するのに気を付けたいポイントに、リコール情報と改良や安全装備の変更があります。


80型トヨタ ノアにもリコール情報があり、低圧燃料ポンプの部品の不具合が原因で、2023年11月にリコールされました。最悪の場合エンジンが掛からないことがあるので注意が必要です。


80型ノアは、2017年のマイナーチェンジ以外に、中古車を購入する際に注意するポイントがあります。2016年に設定された運転支援機能の「トヨタセーフティセンスC」です。現在の運転支援システムと比べると物足りないのですが、装着車と非装着車では安心度が大きく差があるので、80型ノアを購入する際には2016年の一部改良後のトヨタセーフティセンス装着車に絞りたいところです。


80系ノアもほかのミニバンと同様にエアログレードの人気が高いです。80系ノアの場合はSiグレードが該当しますが、人気が高い分流通台数も多いので探しやすいのも特徴です。


Siをベースとした特別仕様車Si“W×B”は3回も販売されています。これは、専用のパーツを外観に装着したうえ、デュアルパワースライドドア、リアオートエアコン、スーパーUVカット、IRカット、撥水機能付ガラス、ナノイーなど人気の高い装備を装着し快適性を向上させています。

この特別仕様車のSi“W×B”は中古車の流通台数も多いので積極的に狙いたいグレードです。

80型トヨタ ノアの年式とグレードと中古車相場


80型ノアの中古車おすすめは、トヨタセーフティセンスの機能が向上した2019年式の特別仕様車2.0Si“W×B”II。


特別仕様車のSi“W×B”は2017年に初めて設定されましたが、流通台数が豊富な2Lガソリンエンジンを搭載した2.0Si“W×B”と2.0Si“W×B”IIの中古車相場のボリュームゾーンは、約220万~260万円と重なっています。

そういうことであれば、運転支援機能のトヨタセーフティセンスの機能性が向上した2.0Si“W×B”IIを狙うのが正解です。


同年式のハイブリッドSi“W×B”IIもほぼ同じ価格帯となっており、新車時価格からの値落ち率を考えるとこちらのほうがお買い得ですが、中古車の流通台数が2Lガソリン車と比べると3分の1とすくないため、2.0Si“W×B”IIをおすすめしたい。

80型トヨタ ノアの安さ重視のお勧め年式とグレードと中古車相場


80型ノアの中古車オススメモデルを装備などの観点で考えると、予算が200万円を超えてしまいます。ここでは、予算100万円以下、200万円以下の場合のおすすめモデルについて紹介します。

予算100万円以下のおすすめモデル


  • 80型ノア 2014年式
  • グレード:2.0X
  • 中古車相場:約70~100万円

※中古車相場は2024年3月調べ


90型ノアが登場したことで、80型ノアの中古車価格は順調に下がってきています。その結果、トヨタセーフティセンスが装着される前の2014~2015年式の初期モデルは100万円以下でも手が届くようになりました。


中古車相場が約70~100万円とやや幅があるのですが、新車時価格より50%以上下がっていて、2Lガソリン車だけでなく、ハイブリッド車も流通しています。ただし、エアロモデルの2.0Siやハイブリッド車は走行距離が10万kmを超えるものが多くなるため、長く乗ることを考えるなら避けたいところです。


おすすめのグレードは、5ナンバーサイズで取り回しのしやすい2Lガソリンエンジンを搭載した2.0X。やや人気薄のグレードなのですが、その分100万円以下の中古車でも走行距離5万km台から選ぶことができます。グリーンやブラウンなどの変わったボディカラーであれば、さらに掘り出し物が見つかることがあります。


80型ノアの中古車を100万円以下で購入するのであれば、自分のこだわりの条件を絞って探すと良い買い物ができるでしょう。

予算200万円以下のおすすめモデル


・80型ノア 2016年式

・グレード:ハイブリッドG

・中古車相場:約150~190万円

※中古車相場は2024年3月調べ


予算200万円以下なら、トヨタセーフティセンス装着にこだわりたいので年式は2016年以降に絞るのがおすすめです。200万円以下であれば、2Lガソリン車はもちろんハイブリッド車にも手が届きます。


予算150~190万円でおすすめのグレードはハイブリッドG。流通台数は少なめですが、便利な両側電動スライドドアや後席モニターを装着している車も手に入ります。走行距離も大体5万km台から10万kmと幅広くなることが多いですが、ボディカラーは人気のパールやブラックが中心となっているのも魅力です。


特別仕様車のハイブリッドSi“W×B”はまだ100万円台の中古車が少なめなのですが、フルモデルチェンジの影響で、今後は増える可能性が高いので選択肢に入れておくと良いと思います。



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90型トヨタ ノアの特徴

4代目90型ノアは、2022年から2024年5月現在販売されているモデルです。


クルマの骨格となるプラットフォームにTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用し、ミニバンとしてのパッケージング、使い勝手の良さといった魅力を高めています。


TNGAプラットフォームの採用により、左右のCピラー間距離を80型より+75mmの1,295mmを実現。室内高1,405mmとの相乗効果により開放感のある室内空間を演出しています。

90型ノアは、80型同様に標準モデルとエアロモデルの2種類を用意しているのですが、どちらも3ナンバーサイズとなっているのが特徴です。

90型ノアの外観は、シンプルながらも細部まで造り込み、上質かつロングラスティングがスタイルを追求。エアロモデルのS-ZとS-Gは大きなメッキグリルによって強い押し出し感を演出しています。


搭載しているパワートレインは、M20A-FKS型2L直4ダイナミックフォースガソリンエンジンとダイレクトシフトCVT。そして、2ZR-FXE型1.8L直4ガソリンエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムの2種類です。

高い熱効率を実現した2Lエンジンは、ガソリン車としてトップレベルのWLTCモード燃費15.1km/Lを実現しました。またダイレクトシフトCVTは、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックを設定しています。

ハイブリッドシステムは、すべての電動モジュールを刷新。モーターとバッテリーの高出力化とシステムの高効率化によりクラストップレベルのWLTCモード燃費23.4km/Lを実現しています。


駆動方式については、2Lガソリン車には、ダイナミックトルクコントロール4WD。ハイブリッド車には、モーター出力の向上により4WD作動領域や後輪へのトルク配分を拡大させたE-Fourと呼ばれる電気式4WDを設定したのが特徴です。

90型ノアには機能が向上した最新予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が標準装備されています。衝突被害軽減ブレーキのプリクラッシュセーフティは、車両、歩行者、自動運転車に加えて、自動二輪車(昼)を検知範囲に拡大。事故割合の高い交差点での支援を拡大させました。


さらに、運転の状況に応じたリスクを先読みしてステアリングやブレーキ操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」を初搭載。

高度な運転支援を行うトヨタチームメイトでは、「アドバンストドライブ(渋滞支援)」、「アドバンストパーク(リモート機能)」を設定しています。

また、安心・便利なコネクティッドサービスとして、T-コネクトのオプションサービスを充実。クルマがWi-Fiスポットとなる「車内Wi-Fi」を初採用しています。

90型トヨタ ノアのグレード解説


デビュー時の90型ノアのグレード構成は2Lガソリン車、ハイブリッド車ともに標準モデルが価格の安い順にX、G、Zの3種類。エアロモデルがS-G、S-Zの2種類で合計5種類です。

駆動方式はすべてのグレードで2WDと4WDを選べます。乗車定員は、ZとS-Zが7人乗りのみですが、そのほかのグレードはすべて7人乗りと8人乗りを選ぶことができます。

7人乗りのセカンドシートにはキャプテンシートを採用しました。クラス初となるオットマン機構とシートヒーター機能を装備。さらに折りたたみ式大型サイドテーブルを装備し、利便性を高めています。

8人乗りのセカンドシートには、3人掛けのベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートを採用しています。

90型トヨタ ノア中古車の注意ポイント


中古車を購入する際に確認して欲しいポイントに、リコール情報や各グレードごとの性能の違いなどがあります。


80型ノア同様に、90型ノアも人気の中心はエアロモデルです。購入するユーザーの多くが子育て世代でお金が必要ということもあり、ハイブリッド車よりも価格の安い2Lガソリン車の人気が高いのがポイントです。


90型ノアの新車価格は267万~368万円となっていますが、流通している中古車は新車価格を超える車も存在しています。現在90型ノアの中古車のボリュームゾーンは、約250万~280万円で2.0Xが圧倒的に多い状態です。2.0X 2WD車の新車価格は267万円。新車価格とほとんど変わらないように見えますが、中古車でも純正ナビなどの人気のオプション装備を装着しているためです。


中古車と言っても走行距離は1万km以下が中心で、探せば、なかには10kmという新車に近いコンディションの車もあります。


ただし、走行距離が少ないといっても中古車なので、新車を買うより車検期間が短くなることは覚えておきましょう。ボディカラーや装備などが自分の好みにマッチすれば、割安ですぐに90型ノアに乗ることが可能です。

90型トヨタ ノアの年式とグレードと中古車相場


中古車90型ノアのおすすめは2.0S-Z

中古車の90型ノアでおすすめは2.0S-Zです。中古車のボリュームゾーンは約330万~約350万円と新車時価格とほぼ変わらないレベルとなっています。2.0S-Zは人気の高いグレードだけに、リセールバリューも期待できるからです。

90型ノアを購入するのは子育て世代が多く、車両本体価格の高いハイブリッドには手を出さないケースが多くあります。そのためハイブリッドよりも人気がある2Lガソリン車のほうがリセールバリューも高くなりやすくなります。

エアロモデルの最上級グレードS-Zならば、便利・快適な装備が標準で備わっている点もおすすめです。

<標準の快適装備>
  • パワースライドドア(両側ワンタッチスイッチ付き)
  • バックドアイージークローザー
  • 運転席・助手席快適温熱シート
  • 左右独立フロントオートエアコン+リアオートエアコン


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