中古車でスズキジムニーを購入!人気の理由とおすすめ年式

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中古車の購入前に知っておくべきJB23型/JB64型スズキジムニーの特徴とおすすめ車種

更新日:
中古車を購入する際には、できるだけ興味のある車のことを知っておくと便利です。車種の中でも年式やグレードが違うと特徴や価格にも差がでるので、条件に合う性能やグレード選びにも役立ちます。 この記事では、JB23型/JB64型スズキジムニーについて歴史や性能、おすすめ車種を紹介します。参考にしてみてください。

目次

大岡 智彦
【記事の執筆・監修者】 大岡 智彦
監修者プロフィール


(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長

日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員

  • 略歴

一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員。
自動車専門誌編集長を経て、2011年に自動車情報専門サイト「CORISM」を立ち上げ。自動車メディア経験は30年以上。年間約50台のクルマに試乗し、評価している。

JB23型/JB64型スズキジムニーについて

スズキジムニーは、優れたオフロード性能とコンパクトなボディが特徴のSUVです。日常生活での街乗りにも適したサイズ感に加え、シンプルですが機能的なデザインに、アウトドアの良き相棒としても多くの支持を集めています

3代目(JB23型)と4代目(JB64型)に絞って、詳しく解説していきます。

JB23型スズキ ジムニーの特徴

3代目にあたるJB23型ジムニーは、1998年~2018年の約20年間販売されたロングセラーモデルです。


新設計の3分割ラダーフレーム構造を採用し、ボディ剛性を向上。


またフロントサスペンションのショックアブソーバーとコイルスプリングを分離。そしてリアサスペンションのトレーリングアームを延長するなどサスペションの性能を向上させて走行性能を高めました。

外観はボンネット一体式のフロントグラスをはじめ、曲面ガラス、プレスドアなどの採用によって空力特性に優れたフラッシュサーフェスボディが特徴です。


インテリアは、全車にフルトリム、成型天井を採用し質感が向上しました。また足元スペースを広く確保した前後のシートレイアウトとリアシートの大型化によって居住性を向上させています。


デビュー時に搭載しているエンジンはK6A型0.66L直3ガソリンターボの1種類です。組み合わされるトランスミッションは5速MTと4速AT。駆動方式は全車パートタイム式4WDです。

一部改良とマイナーチェンジの歴史


2002年

一部改良

  • エンジンフードの形状変更、フロントグリルが分離
  • エンジンは低速時のトルク感が向上

2004年

マイナーチェンジ

外観とインテリアの変更

操作性・快適性の向上

  • 黒いフロントグリルを採用
  • インストルメントパネルの形状を一新、空調スイッチにダイヤル式を採用するなど
  • 「ドライブアクション4×4」にインストルメントパネル内のスイッチを押すだけで切り替えが行える機能を採用
  • AT車にスポーティーなイメージのゲート式シフトを採用
  • シート表皮の材質とデザインを変更。快適性が向上

2008年

一部改良

  • 特別仕様車のランドベンチャーを設定
  • エンジンのシリンダーヘッドを改良(加速感と扱いやすさが向上)

2014年

マイナーチェンジ

加速&燃費性能が向上

メーターやシート表皮などを新しいデザインに変更

※ドライブアクション4×4:駆動方式の切り替え方式、

JB23型スズキ ジムニーのグレード解説


JB23型ジムニーはモデルライフが約20年と長いため、グレード解説は2012年以降に絞って行います。


カタログモデルはエントリーグレードのXCと装備が充実したXGの2種類です。

XGがアルミホイールやオーディオが標準装備となっていますが、走行性能などは差がありません。


特別仕様車のクロスアドベンチャーの外観は、専用デザインのアルミホイールに加え、太いスリットで精悍な印象の専用フロントメッキグリルやLEDリングイルミネーション付フォグランプなどを採用。

インテリアには、黒地に鮮やかな赤色が映える前席シートを採用し、前席の背もたれ及び座面に撥水・透湿・消臭機能をあわせ持つシート表皮「カブロンソフト」が使用されています。


そして特別仕様車のランドベンチャーは、ブラック塗装を施した専用メッキフロントグリルや専用フェンダーガーニッシュ。さらに、専用のブラックメッキフロントバンパーアンダーガーニッシュを採用しています。

インテリアは、黒を基調として随所にシャンパンゴールドの加飾を施し上質な印象となっています。さらに、フロントシートの背もたれと座面に、撥水機能に加え夏は熱くなりにくく、冬は冷たく感じにくい素材「クオーレモジュレ」を採用し、快適性と機能性を両立しています。

そしてシルバーステッチを施した本革巻ステアリングホイールと本革巻シフトノブ、色調を合わせた専用フロアマットなど、質感を高める特別装備が満載です。

JB23型スズキ ジムニー中古車の注意ポイント


中古車の購入を検討する場合、リコール情報の有無ときちんと対策が講じられているかの確認をオススメします。また一部改良やマイナーチェンジ、モデル別の外観や性能などの差を知ることも大切です。


JB23型ジムニーにもリコール情報があります。フロントサスペンションのコイルスプリングの塗装不良による腐食の早期進行、最悪の場合、コイルスプリングが折損するおそれがあるとのことです。

また、前輪のサスペンションにおいて、ラテラルロッドとアクスルハウジングを結合するボルトが緩み、異音やハンドル振動が発生すおそれ。最悪の場合、かじ取り性能が低下するおそれがあることなどが報告されています。


JB23型ジムニーは、約20年販売されていたロングセラーモデルで、マイナーチェンジや一部改良で10型と呼ばれるモデルまであります。


マイナーチェンジは2004年です。このマイナーチェンジと同様な一部改良が2008年で、搭載するエンジンの改良や4WDの改造などが行われています。中古車を購入するのであれば、2008年式以降を中心に考えると良いと思います。

カタロググレードと同様に中古車が豊富なのが、特別仕様車のクロスアドベンチャーやランドベンチャー、ワイルドウインドです。


クロスアドベンチャーは、専用の外観パーツに加えて、前席の背もたれ及び座面に撥水・透湿・消臭機能をあわせ持つシート表皮「カブロンソフト」が採用されています。

ランドベンチャーは、精悍な印象のエクステリアと上質なインテリアを特長とした特別仕様車です。そしてワイルドウインドは、外観の質感を高める専用フロントグリルや、上質かつ落ち着いた印象のアルカンターラを使用したシート表皮が採用されています。

JB23型スズキ ジムニーの年式とグレードと中古車相場


JB23型ジムニーの中古車のおすすめは、2010年に誕生40年記念車として設定された、特別仕様車「クロスアドベンチャー XC」になります。グレードはXCとXAの2種類設定されていますが、MTとATが設定されている上級グレードのXCがより良いでしょう。


クロスアドベンチャーXCの新車時価格は、152万4600~163万2750円でした。現在流通している中古車のボリュームゾーンは、AT車が約70~110万円、MT車が約70~100万円とほとんど差がありません。


すでに販売から約14年が経過しているモデルですが、新車時価格の50%を保っていることは、中古車としては驚異的で、人気の高さを物語っています。


特別仕様車のクロスアドベンチャーは、外観では専用のアルミホイールやアルミ製スペアタイヤハウジンが採用されました。内装では、汚れを拭き取りやすいシート表皮や専用ロゴ入りのフロアマットを装備するなどアクティブさを強調したモデルです。

JB23型スズキ ジムニーの価格重視のお勧め年式とグレードと中古車相場


JB23型ジムニーの中古車の中から、予算50万円以下、100万円以下の場合のおすすめモデルについて紹介します。

予算50万円以下のおすすめモデル


  • JB23型ジムニー 2010年式
  • グレード:XG
  • 中古車相場:約30~60万円

※中古車相場は2024年3月調べ


2008年以降のJB23型ジムニーのカタログモデルは、簡素な装備のXGと上級グレードのXCの2種類です。高い悪路走破性は変わらないが、快適装備はかなり差別化が図られています。

予算50万円以下で、2008年式のJB23型ジムニーの中古車でおすすめのグレードはエントリーグレードのXG。


中古車の価格のボリュームゾーンは、MT車が約40万~70万円、AT車が約30万~60万円と新車時価格の高いAT車のほうがわずかに割安となっています。


販売から14年も経過しているにも関わらす、新車時価格の約30~50%の価格を維持しているというのは驚異的と言えます。

JB23型ジムニーは高い悪路走破性を求めて購入するユーザーが多いため、オフロードや河川敷などを走行する機会も多いはずです。

サビなどがないか、購入時にはボディだけでなく下まわりもしっかりとチェックしたいところです。

予算100万円以下のおすすめモデル


  • JB23型ジムニー 2015年式
  • グレード:ランドベンチャー
  • 中古車相場:約80~120万円

※中古車相場は2024年3月調べ


予算100万円であれば、2015~2016年という高年式の車もターゲットとなる。そこでオススメグレードとしてピックアップしたのは特別仕様車の『ランドベンチャー』

2014年式以降の中古車において、圧倒的な流通台数を誇っているので、JB23型ジムニーの高年式中古車を購入するというのであれば、ランドベンチャーが狙い目です。


外観は、ブラック塗装を施した専用メッキフロントグリルや専用フェンダーガーニッシュを。さらに、専用のブラックメッキフロントバンパーアンダーガーニッシュも採用している。

インテリアでは、フロントシートの背もたれと座面に、撥水機能に加え夏は熱くなりにくく、冬は冷たく感じにくい素材「クオーレモジュレ」を採用。またルバーステッチを施した本革巻ステアリングホイールと本革巻シフトノブ、色調を合わせた専用フロアマットを採用している。


2014年の一部改良以降のモデルは、メーターやシート表皮などを新しいデザインに変更されている。

2014~2015年式ランドベンチャー中古車の価格のボリュームゾーンは、約80~120万円となっている。新車時価格が158万40~168万1280円だったので、国産車の中では圧倒的な残価率を誇っている。



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JB64型スズキ ジムニーの特徴

4代目JB64型ジムニーは、2018年から2024年5月現在まで販売中のモデルです。


JB23型ジムニーから継承されたラダーフレームには、Xメンバーと前後にクロスメンバーを加えてねじり剛性が約1.5倍に向上しました。

さらに車体とラダーフレームをつなぐボディマウントゴムを新設計したことで、乗り心地の改善と優れた操縦安定性を発揮。

JB64型ジムニーの外観は、車両の姿勢や状況を把握しやすいスクエアボディーに、面の剛性を高める造形、降雪時に雪がたまりにくい凹凸が少ないボディー形状、走破性・積載性を高める細部の工夫など、機能に徹したこだわりの造形となっています。


インテリアは、オフロードなど過酷な環境下での、運転のしやすさや各部の操作性にこだわられています。車両の姿勢・状況を把握しやすい、水平基調で力強い基本骨格のインストルメントパネルや、ドアミラー付近の視界を拡大する形状のベルトラインが採用されました。


JB64型ジムニーに搭載されているエンジンは専用チューニングが施されたR06A型0.66L直列3気筒ガソリンターボの1種類です。トランスミッションは、5速MTと4速ATが組み合わされています。

駆動方式は悪路走破性に優れる機械式副変速機付パートタイム4WDを採用。路面状況に応じてドライバーは2WDと4WDを任意に切り替えて走行可能です。

4WDは4H(高速)に加えて、4L(低速)モードに切り替え可能。4Lは通常の約2倍の駆動力を発揮し、急な登坂路や悪路の走破性を高めています。


さらに、走破性能を高める電子制御のブレーキLSDトラクションコントロールを全車に標準装備。そして坂道発進時に役立つヒルホールドコントロールと急な下り坂でブレーキを自動制御し車速を抑えるヒルディセントコントロールが標準装備されています。


安全装備では、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、先行車発進お知らせ機能を搭載。

「車両進入禁止」に加え「はみ出し通行禁止」「最高速度」の各標識をメーター内に表示させドライバーに通知する「標識認識機能」が採用されています。

一部改良とマイナーチェンジの歴史

2021年

一部改良

  • オートライトシステムが全車に標準装備化
  • 4速AT車に停車時アイドリングシステムを追加

2022年

一部改良

5速MT車に停車時アイドリングシステムを追加

JB64型スズキ ジムニーのグレード解説


JB64型ジムニーのグレード構成は、3タイプが用意されています。

タイプごとに装備に差があり、差別化が図られています。

タイプ

解説

XG

  • エントリーグレード
  • キープッシュスタートシステムや電動格納式リモコンドアミラー、運転席&助手席シートヒーター、左右独立リアシートリクライニング機構などが省かれている
  • UVカット機能付ガラスはフロントのみ
  • スモークガラスが省かれている

XL

XC

標準装備

  • 16インチアルミホイール
  • LEDヘッドランプ
  • ヘッドランプウォッシャー
  • クルーズコントロール
  • 本革巻きステアリング
  • LEDサイドターンランプ付ドアミラー

エントリーグレードのXGはキープッシュスタートシステムや電動格納式リモコンドアミラー、運転席&助手席シートヒーター、左右独立リアシートリクライニング機構などが省かれています。

また、UVカット機能付ガラスはフロントのみで、スモークガラスも省かれています。


最も高額なXCは、16インチアルミホイールをはじめ、LEDヘッドランプ、ヘッドランプウォッシャー、クルーズコントロール、本革巻きステアリング、LEDサイドターンランプ付ドアミラーが標準装備となっており差別化が図られています。

JB64型スズキ ジムニー中古車の注意ポイント


中古車の購入を検討する際には、価格の他にも車のリコール情報や性能に注目すると、より満足度の高い車に出会えると思います。


JB64型ジムニーにもリコール情報があります。低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため変形することがあります。最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあること。

マニュアルシフトレバーからのオイル漏れのおそれ。最悪の場合、走行不能になるおそれがあること。低圧燃料ポンプの作動不良のおそれ。最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあることが発表されています。


JB64型ジムニーの新車は販売開始から約6年が経過していますが、未だに1年待ちとも言われています。そんな中、JB64型ジムニーの中古車はすでに約1,700台も流通しています。


JB64型ジムニーのグレードは、価格の高い順にXC、XL、XGの3種類なのですが、2018年から2023年7月の位置部改良前までは、XLとXGには運転支援機能のスズキセーフティサポート未装着車があるので注意が必要です。中古車を購入する際はスズキセーフティサポート装着車に絞って選択するのがオススメです。

理由は、装着の有無によって中古車相場がそれほど変わらないからです。価格に違いはなくても、ドライバーの安心感には大きな違いが生じます。


2018年の販売開始以降、JB64型ジムニーは、毎年のように進化しています。2021年には4速AT、2022年には5速MTに停車時アイドリングストップシステムを追加しています。そして、このタイミングで全グレードにスズキセーフティサポートが標準装備化されています。

JB64型スズキ ジムニーの年式とグレードと中古車相場


JB64型ジムニーの中古車でおすすめなのは、デビュー当初からスズキセーフティサポートが標準装備されている最上級グレードの『XC』です。


XCのデビュー当初の新車時価格は、180万4000から190万3000円。2018年~2019年式のXCの中古車相場のボリュームゾーンは、約180~約210万円と新車時価格からほとんど下がっていません。

これは新車の納車期間が現在でも約1年と長期化していることが大きく影響しています。すぐに乗りたく中古車を購入するユーザーも多いので価格が高値安定している形です。


XCは、スズキセーフティサポートが標準装備となっているのに加えて、LEDヘッドランプ、ヘッドランプウォッシャー、クルーズコントロールシステム、助手席バニティミラー、16インチアルミホイールなどが標準装備されています。

さらに、ボディカラーーのバリエーションも、ブラック2トーンルーフやブラックトップ2トーンと、充実しているのが特徴です。

JB64型スズキ ジムニーの安さ重視のお勧め年式とグレードと中古車相場


JB64型スズキ ジムニーの中古車は全体であまり価格が下がっていないのですが、ここでは、予算150万円以下で手に入れられるモデルのおすすめを紹介します。


予算150万円以下のおすすめモデル


  • JB64型ジムニー 2018年式
  • グレード:XL
  • 新車時価格:約168~178万円
  • 中古車相場:約150~170万円

※中古車相場は2024年3月調べ


JB64型ジムニーは、新車の納期期間が1年と長い人気モデルです。それ故中古車相場も高値安定しています。


2018年のデビュー当初のJB64型ジムニーの新車時価格はXGの155万5400~XCの190万3000円でした。現在流通している中古車でも150万円を切るクルマは非常に少ないです。


そこで予算150万円でオススメするJB64型ジムニーのグレードは、2018年式のXLです。中古車の流通台数は最上級グレードのXCが多く、XLはかなり少なめです。

また、セーフティサポート装着車だと10万円ほど高いので、予算150万円で手が届くのはXLのセーフティサポート非装着車となります。


中古車のボリュームゾーンは、約150~170万円で、新車時価格の約168~178万円から落ち幅は小さくなっています。

XLは、最上級グレードのXC比べるとスチールホイールが標準装備になること、インテリアのメッキパーツがないこと。ステアリングがウレタンとなることがデメリットとも言えますが、キーレスプッシュスタートやフルオートエアコンなどは装備されているので、充分満足できるかと思います。



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