日産セレナ中古車の選び方!特徴と予算別おすすめモデル

中古車のことならガリバー【公式】
お気に入り
お気に入り0件
現在、お気に入りに登録されているおクルマはございません。

お気に入りに登録すると、あなただけのお気に入りのクルマリストでいつでも簡単に比較ができるようになります。※「お気に入り」の登録を可能にするためにCookie機能を有効にしてください。

検索履歴
検索履歴

直近で閲覧されたクルマ

閲覧履歴がありません

クルマを探す

検索履歴

検索履歴がありません

クルマを探す
0120-22-1616

中古車探し・無料査定のご相談

C27型/C28型セレナを中古車で購入モデルの概要と特徴、おすすめグレードの解説

更新日:
中古車を購入する際には、できるだけ欲しい車のことを知っておくのがおすすめです。同じ車種でも年式やグレードで装備や性能、価格に差がでるものです。特徴を把握しておけば、「7人乗り以上が良い」「荷台が広い車が欲しい」「予算200万以下で探したい」など、希望の条件に合う車を選ぶのが容易になります。 この記事ではC27型/C28型セレナについて詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

目次

大岡 智彦
【記事の執筆・監修者】 大岡 智彦
監修者プロフィール


(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長

日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員

  • 略歴

一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員。
自動車専門誌編集長を経て、2011年に自動車情報専門サイト「CORISM」を立ち上げ。自動車メディア経験は30年以上。年間約50台のクルマに試乗し、評価している。

C27型/C28型日産セレナについて

日産セレナは、多彩なシートアレンジと室内空間の広さが特徴のミニバンです。スライドドアで乗り降りがしやすく利便性もよいため、安定して高い人気があります。

C27型/C28型日産セレナは5代目と6代目にあたり、1991年の初代から長く愛されてきた車種だと分かります。オススメの年式・グレードとともに、装備や価格も併せて紹介していきます。

C27型セレナの特徴

5代目にあたるC27型セレナは2016〜2022年に販売されたモデルです。当時、ミニバンで世界初となる同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用して話題となりました。


デビュー当時、3,240mmの室内長と1,545mmの室内幅で1列目から3列目までクラスNo.1の広さを実現しました。


多彩なシートアレンジが可能な「マルチセンターシート」をはじめ、狭い場所でも開閉しやすく荷物の出し入れがしやすい「デュアルバックドア」を採用し高い利便性を誇っていました。

設定されていたエンジンは、MR20DD型2L直4ガソリンエンジンとMR20DD型2L直4エンジンにSM24型のモーターを組み合わせたSハイブリッドの2種類です。


外観は新世代の日産デザインを象徴する「Vモーション」を採用したフロントグリル。キャビンを広く見せるのに効果的な「フローティングルーフ」。そしてサイドウインドウ下端線の「シュプールライン」を採用しています。


インテリアは、翼のように広がり、パノラミックな開放間を実現した「グライディングウィング」デザインのインストルメントパネル。


安全装備では、危険を察知して衝突を回避、または衝突時の被害を軽減する「エマージェンシーブレーキ」や車線逸脱しそうな場合に注意喚起を行う「LDW(車線逸脱警報)」などが標準装備されました。


モデル体系は標準系とエアロパーツを装着したハイウェイスターの2種類で展開しています。


2018年、C27型セレナにシリーズハイブリッドの「e-POWER」が追加。駆動方式は2WDのみで、しかなく、4WDは2Lガソリン車にのみの設定ですが、燃費性能は、26.2km/L(e-POWER ハイウェイスター)を実現しました。

C27型セレナには特別仕様車に加えて、2017年に登場したセレナNISMOや2018年に設定されたセレナAUTECHといったカスタムカーが設定されているのが特徴です。

一部改良やマイナーチェンジの歴史


2019年

マイナーチェンジ

内外装の変更

安全装備の拡充

  • 日産車初の「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を採用
  • インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)を全車装備
  • BSW(後側方車両検知警報)を全車装備
  • RCTA(後退時車両検知警報)を全車標準装備
  • 従来はオプションだった「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備
  • プロパイロットは下り坂での設定速度保持やブレーキ操作が可能となるなど進化

※アダプティブLEDヘッドライトシステム:フロントカメラで前方の状況を検知し、対向車や先行車の有無に応じて両側のLED照射パターンを変化させてハイビームの維持が可能

※インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム):走行中に隣接レーンの後側方の接近車両との接触回避を支援

※BSW(後側方車両検知警報):死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知すると、サイドミラー周辺のインジケーターが点灯

※RCTA(後退時車両検知警報):駐車時や低速走行時(~15km/h)、進行方向に障害物や停止車両がある場合に、アクセルの踏み間違え・ブレーキ操作が遅れた時に、自動的に加速抑制、ブレーキの作動で衝突防止を支援

※踏み間違い衝突防止アシスト:携帯電話の充電や小型デジタル機器などの電源

C27型セレナのグレード解説


デビュー当初のC27型セレナのグレード体系は2Lのガソリン車のみでした。5ナンバーサイズのセレナがB、S、X、Gの4グレードで、XとGに4WDが設定されていました。

3ナンバーサイズのハイウェイスターは、ハイウェイスターとハイウェイスターGの2グレードで、限定モデルとしてプロパイロットを標準装備したプロパイロットエディションがそれぞれ設定されていました。


タイプ

駆動方式

5ナンバー

B

FF, 4WD

S

FF

X

FF, 4WD

G

FF, 4WD

3ナンバー

ハイウェイスター

FF, 4WD

ハイウェイスターG

FF


B系やS系のグレードではSハイブリッド非搭載のうえ、快適装備がかなり省かれているため、購入の選択肢から外した方が良いでしょう。


2018年にはe-POWERが追加。標準系はXとXV。ハイウェイスターはハイウェイスターとハイウエィスターV、そしてオーテックの合計5グレードが用意されました。


2019年のマイナーチェンジで、2Lエンジン車はSが廃止され、セレナはX、XV、Gの合計6グレード。ハイウェイスターは、ハイウェイスター、ハイウェイスターV、ハイウェイスターGの合計5グレードです。

e-POWERは標準系が3グレード、ハイウェイスターはハイウェイスターVが加わり6グレード展開となりました。


2016年には25周年を記念した特別仕様車を設定。2017年には人気のオプション装備を標準装備したVセレクションも設定されました。なかでもXVセレクションとハイウェイスター Vセレクションは長期間販売されています。


2018年には、XVセレクションIIとハイウェイスターVセレクションIIを設定。


2021年にはハイウェイスターVをベースとしたアーバンクロムを2Lエンジン車、e-POWERそれぞれに設定。さらに5ナンバーサイズのXVにエアロパーツを装着して3ナンバー化した特別仕様車のエアロを2Lエンジン車、e-POWERそれぞれに追加しています。

セレナのカスタムカーはデビュー当初からラインアップされているライダーをはじめ、2017年に設定されたセレナNISMO。2018年にはオーテックとカスタムカーが設定されています。

中でもオーテックは、ガソリン車、e-POWERどちらにも設定され、ボディ補強やサスペンションチューンなどを施し、走行性能に磨きを掛けたオーテックスポーツスペックも用意しています。

C27型セレナ中古車の注意ポイント


C27型セレナは2019年のマイナーチェンジ前後で、内外装以上に運転支援機能に大きな違いがあるため、ココが最大の注意ポイントと言えます。


機能の数も装備の性能もかなり差があるので、価格差以上のバリューがあります。

C27型セレナは両側パワースライドドアといった快適装備がグレードによって差があるのも注目すべきポイントです。


人気の高い装備を装着して割安な価格で販売したのが、特別仕様車になります。

C27型セレナの中古車では、特別仕様車が多く出回っているのでこのグレードを中心に探すのもアリです。


C27型セレナのリコールは、2Lガソリン車、e-POWER両方のパワートレインで発生しているので、対策済かどうかはチェックするようにしましょう。

C27型セレナの注目年式とグレード、中古車相場


C27型セレナで中古車としておすすめしたいのは、2019年以降のマイナーチェンジ後のモデルです。


・C27型セレナ2019年式

・グレード:2.0ハイウェイスターV

・新車時価格:293万2000円

・中古車相場:約200万〜240万円

※中古車相場は2024年3月当社調べ


運転支援機能は後付けすることができません。マイナーチェンジ前よりも後のC27型セレナの方が、運転支援機能が充実している点がオススメです。


パワートレインは2Lガソリンエンジンとe-POWERがあります。

カタログの数値ではe-POWERの方が燃費が良いのですが、帰省など高速道路を多く利用するロングドライブの場合には2Lガソリンエンジンが良くなります。


中古車の価格相場で見ると、e-POWER搭載したC27型セレナは2Lガソリン車と価格差が大きいので、2Lガソリン車を選ぶと良いでしょう。


グレードは、ハイウェイスターVが売れ筋で、中古でも探しやすいはずです。2019年式のC27型セレナ2.0ハイウェイスターV2WD車の中古車の価格のボリュームゾーンが約200万〜240万円となっています。

新車時価格と比べて一見割高に見えますが、2.0ハイウェイスターVはナビゲーションがオプションとなっており、これが装着されているとそれだけで+50万円の価値があります。


ハイウェイスターV2WD車は、アダプティブヘッドライトシステムをはじめ、超ロング+横スライドセカンドシート。両側ハンズフリーオートスライドドア、16インチアルミホイール、プロパイロットも標準装備となっています。

走行距離は距離が少ない方がよく見えるのですが、メンテナンスの頻度が確認できるのであれば、4年落ちで5万kmぐらいあっても気にする必要はありません。


ボディカラーは、有償色のブリリアントホワイトパールやダイヤモンドブラックが人気です。逆にイメージカラーだったサンライズオレンジなどは割安になっています。

C27型セレナの場合、中古車価格はセットオプションなどで決まる傾向があります。


  • ナビゲーションシステム
  • インテリジェントアラウンドビューモニター
  • インテリジェントルームミラー
  • ステアリングヒーター
  • 前席クイックコンフォートヒーター付きシート
  • セットオプションのセーフティパックA


満足度が高くなるのはこれらのオプションですので、予算と相談しながら参考にしてみてください。

C27型セレナの予算を絞ったお勧め年式とグレードと中古車相場


C27型セレナの中古車のオススメモデルは、単純に考えると予算200万円を超えてしまいます。ここでは予算100万円以下、200万円以下の場合のおすすめモデルについて紹介します。

予算100万円以下のおすすめモデル


  • C27型セレナ 2017年式
  • グレード:ハイウェイスター
  • 中古車相場:約80〜120万円

※中古車相場は2024年3月調べ


6代目C28型セレナが登場したことで、5代目C27型セレナの前期モデルは、中古車価格がかなり安くなっているのでオススメです。

中古車相場は約80〜120万円と幅がありますが、2016〜2017年式であれば新車時価格より50%以上下がっていることがほとんどで、100万円以下でも手が届きます。

ただ、この年式はe-POWERはなく、2Lガソリン車のみとなっているので注意が必要です。


流通しているグレードは人気のハイウェイスターが中心ですが、5ナンバーのXなどとほとんど差がありません。走行距離はプロパイロット装着車など装備が充実していると8年落ちくらいで10万kmを超えることが多くなります。


また、ボディカラーは人気のパールや黒が少なく、ブルーやワインレッドといった有彩色が多いのが特徴です。それでもプロパイロットや高額な純正ナビ、インテリジェントアラウンドビューモニターなどのオプション装備を装着している車が多いので満足度が高くなります。

予算200万円以下のおすすめモデル


  • C27型セレナ 2018年式
  • グレード:e-POWER ハイウェイスターV
  • 中古車相場:約160〜190万円

※中古車相場は2024年3月調べ


予算200万円以下でおすすめしたいのは、e-POWERのハイウェイスターVです。

6代目C28型セレナが登場したことで、最も影響を受けているC27型セレナが『e-POWER』の中古車だと思います。

これまでは高値安定が続いてたのですが、100万円台で購入できる車が増えています。

中古車相場は約160万〜約190万円ではまだ流通台数は少なめですが、今後一気に増える可能性は高く、狙い目となるタイミングが訪れるはずです。

走行距離は5万km程度の車もあるし、プロパイロットをはじめ、インテリジェントルームミラーやパッケージオプションのセーフティパック装着車も多いので、バリューはかなり高くなります。


\ ガリバーが理想の車選びをサポート! /

C28型セレナの特徴

6代目C28型セレナは、2022〜2024年5月現在、販売されているモデルです。


e-POWERは第2世代へと進化し、先進運転支援技術のプロパイロットは、ハンズオフも可能なプロパイロット2.0を搭載しています。

プラットフォームはC27型セレナのキャリーオーバーですが、運転席の足の通過スペースを120mm拡大し、運転席と助手席の間の移動がよりしやすくなりました。

また、シートスライド機構を3列目にも標準装備したことで、8人フル乗車でもゆったりとした座り心地を実現しました。


外観は上質でモダンな要素を取り入れ、ハイウェイスターとe-POWER ルキシオンは、ダイナミックな走りを想起させるデザインとなっています。インテリアは、日産として初めてスイッチタイプの電制シフトを採用。また運転席は視界を遮る凹凸を減らすことで、運転しやすさを向上させています。


搭載されるパワートレインは、MR20DD型2Lガソリンエンジン+CVT。そして発電するエンジンがHR14DDe型1.4Lガソリンエンジンに変わったe-POWERの2種類です。C27型セレナに設定されていたSハイブリッドは廃止されています。駆動方式は2WDを中心に2Lガソリン車にのみ4WDを設定します。


e-POWERと採用した高剛性サスペンションにより、車体の動きを滑らかにするうえ、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑えることでクルマ酔いにつながる頭の急な揺れを抑制してくれます。

またアクセルペダルだけで、車速を自在にコントロールできる「e-Pedal Step」も操作性を向上させて、あらゆる角度からクルマ酔いを軽減してくれるのです。


C27型セレナで採用された先進の運転支援技術のプロパイロットは全車標準装備です。さらにプロパイロット2.0が最上位グレードE-POWER ルキシオンで標準装備されました。

前方障害物を回避する際、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を駐車枠として記録することが出来る、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を日産として初搭載しています。


そしてe-POWER車に、オプションで 100V AC電源(1500W)を設定しました。アウトドアでの家庭用電気機の利用や災害時の非常用電源として活躍するでしょう。


C28型セレナのグレード解説


C28型セレナのグレード体系は、2Lガソリン車、e-POWERともにX、XV、ハイウェイスターVは共通です。

e-POWERのみプロパイロット2.0を標準装備する最上級グレード、ルキシオンが設定。

また、カスタムカーのオーテックは2Lガソリン車、e-POWERの両方に設定されています。

C28型セレナの中古車の注意ポイント


C28型セレナでは、2Lエンジンのモーターアシストが廃止された一方で、e-POWERのエンジンがC27型セレナの1.2Lエンジンから1.4Lエンジンに変更されています。

C28型セレナの中古車の購入を検討するのであれば、駆動方式が2WDしか設定されていないのですが、e-POWERをおすすめしたいところです。


e-POWER搭載車の新車価格は約320万〜約480万円と非常に幅広くなっています。中古車で流通台数が多いe-POWERハイウェイスターVの価格は約370万円ほどです。同グレードの中古車のボリュームゾーンは約380万〜約410万円で、新車価格とほとんど変わらなく見えると思います。

しかし、e-POWERハイウェイスターVは、下記の設備などは全てオプションになっています。


  • アダプティブLEDヘッドライトシステム
  • インテリジェントアラウンドビューモニター
  • インテリジェントルームミラー
  • 12.3インチのアドバンスドライブアシストディスプレイ
  • 純正ナビ
  • プロパイロット(ナビリンク付)
  • プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)など


これらを装着すると80万円は追加で必要になるので、仮にオプション付きの中古車を相場価格で購入できたとしたら、新車と比べるとかなりお買い得ではないでしょうか。

しかも流通している中古車には走行距離500km以下の登録(届出)未使用車も多く含まれています。ボディカラーや装備の条件が揃えば、オプション装備が付き、即納できる中古車が狙い目だといえます。

※初度登録され中古車た車両で、かつ使用または運行に供されていない

C28型セレナのおすすめ年式とグレードと中古車相場


  • C28型セレナ 2023年式
  • グレード:e-POWER ハイウェイスターV
  • 中古車相場:約380万〜410万円


C28型セレナは2022年12月に販売開始したモデルなので新しいのですが、おすすめの年式は2023年です。

e-POWERハイウェイスターVを約380万〜約410万円で狙うのがベストでしょう。


年式が新しいため中古車の価格としてはまだまだ高めなのですが、第2世代となったe-POWERはパワートレインによる走りの質感が向上し、第1世代とは差が生じています。


\ ガリバーが理想の車選びをサポート! /

ミニバンの人気車種おすすめモデル解説

TOP