新車点検（購入後の1ヶ月・6ヶ月）は必要？

新車の購入から1ヶ月後と6ヶ月後にある点検。「購入したばかりなのに、もう点検？」「こんなに何回も点検するの？」と考える人も多いでしょう。
法律で義務付けられている12ヶ月法定点検と異なり、1ヶ月や6ヶ月の点検は任意です。そのため点検を断っても問題はありません。しかし、1ヶ月・6ヶ月点検には以下のようなメリットがあります。

• 初期不良や不具合がないかを確認できる
• 車のメンテナンス方法の相談や確認ができる

車も機械なので、初期不良の製品に当たってしまう可能性がゼロとはいえません。新車点検の目的の一つは、こうした初期不良の有無をチェックすることです。プロが点検することで小さな不具合に気付けることも多く、故障や事故の予防に繋がります。
また点検時に愛車の整備方法などを相談できるのもメリットです。「ちょっとした音が気になる」「オプションの使い方が分からない」など、乗り始めてからの疑問も気軽に相談できます。

• ブレーキペダルの遊び
• パーキングブレーキの引きしろ（踏みしろ）
• エンジンやエンジンオイルの状態
• トランスミッション、トランスファの油量、オイル漏れの有無
• ステアリングギヤボックスやパワーステアリング機構、デファレンシャルギアのオイル漏れの有無
• ブレーキ配管の状態など

エンジンルームや下回り（車体の裏側）など、自分では確認しづらいところも点検してもらえます。所要時間は30分～1時間程度というのが一般的で、点検は無料のところが多いです。

なお、1ヶ月点検でオイル交換を勧められることがあります。オイル交換をするとエンジンは劣化しにくくなりますが、別途費用がかかることが多いので交換前に確認するようにしましょう。現在の車はエンジン性能も向上しているので、この段階で無理に交換しなくても構いません。

• ブレーキの効き具合
• 各ウォーニングランプの動作状態
• シートベルトの状態
• 各部のオイルや水漏れの有無と液量
• ファンベルトやパワーステアリングベルトのゆるみの有無
• 下回りの損傷具合やオイル漏れの有無
• タイヤの空気圧や摩耗・損傷の有無
• ワイパー関連
• 灯火装置の動作状態など

6ヶ月点検も無料で実施しているところが多いです。所要時間は30分～1時間程度ですが、新車点検より項目が多いので1時間以上かかる場合もあります。

購入から6ヶ月経つと、走行距離に応じて部品も少しずつ劣化してきています。オイル交換の目安が6ヶ月から1年程度なので、走行距離が長い人はこの段階で交換を検討しましょう。それ以外の部品交換は基本的に12ヶ月点検以降で構いません。

新車の1ヶ月点検と6ヶ月点検は任意ですが、愛車に安心して長く乗るためにも受けることをお勧めします。点検のタイミングを逃さないよう、時期が気になる場合は購入先に確認してみましょう。

「車の点検は購入先でするもの」と思いがちですが「どこで点検を受けなければいけない」というルールはありません。費用やサービスの内容もお店によって違うので、特に12ヶ月法定点検や車検は幅広い選択肢から点検先を選ぶのをお勧めします。
ガリバーでも12ヶ月法定点検や車検を行っています。ガリバー以外で購入した車も承っており、全額クレジットカード支払いに対応しています。ADデオドライザーを使った消臭・除菌などオプションサービスも充実していますので、まずはお気軽にご相談ください。