軽自動車につけられる白いナンバープレート3種類をご紹介!申込期間や手続き方法についても解説
目次
2023年現在、軽自動車につけられる白いナンバープレート3種類
通常、軽自動車には黄色のナンバープレートが交付されます。しかし最近は白ナンバーの軽自動車を見かけることが増えました。この白いナンバープレートの正体は「特別仕様ナンバープレート」です。]
以前はラグビーワールドカップと東京オリンピック・パラリンピック競技大会仕様のナンバープレートが交付されていました。この2種類はすでに交付を終了していて入手できませんが、2023年現在、以下の3種類の特別仕様ナンバープレートが交付されています。
- 全国版図柄入りナンバープレート
- 地方版図柄入りナンバープレート
- 大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
なお現在交付中の特別仕様ナンバープレートの場合、軽自動車のプレートには黄色の枠線が入ります。枠線入りのデザインは、各ナンバープレートの紹介部分に掲載しています。
ナンバーフレームを装着した場合、枠線はあまり目立ちません。
1. 全国版図柄入りナンバープレート
出典:国土交通省ウェブサイト
全国版図柄入りナンバープレートは、どの地域に住んでいても申し込める特別仕様ナンバープレートです。「日本を元気に!」というコンセプトのもと、全国47都道府県の県花が描かれています。
また相場と比べて極端に価格が安い場合も、注意が必要です。修復歴など何かが隠されている可能性もあるので、
「なぜ安いのか」を確認してみましょう。
- 交付期間 2022年4月18日~2027年4月30日
- 事前申込 2022年3月22日~
- 交付料金 約8,000~10,000円前後(地域により異なる)
2. 地方版図柄入りナンバープレート
出典:国土交通省ウェブサイト
地方版図柄入りナンバープレートは、「走る広告塔」として地域の魅力を全国発信するために導入されました。こちらは導入地域が限られているので、誰でも申し込める訳ではありません。
図柄は地域によって異なり、それぞれの地域の風景や観光資源がデザインされています。
地方版も交付料金のみを払った場合はモノトーン、交付料金に加えて1,000円以上の寄付をした場合はモノトーンとフルカラーから図柄を選ぶことができます。なお、地方版に交付期限はありません。
- 申込開始時期
【第1弾41地域】2018年10月1日~
【第2弾17地域】2020年5月11日~
- 交付料金 約7,000~9,000円前後(地域により異なる)
※各地方の図柄入りナンバープレートはこちら
3.大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
出典:国土交通省ウェブサイト
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を記念して作られたのが、上図の特別仕様ナンバープレートです。大阪・関西地域に限らず、誰でも申し込むことができます。
デザインは大阪・関西万博の公式ロゴマークのフォルムがモチーフとなっています。交付料金のみを払った場合はモノトーン、交付料金に加えて1,000円以上の寄付をした場合はモノトーンかフルカラーの図柄を選択できます。
- 交付期間 2022年10月24日~2025年12月26日
- 事前申込 2022年9月26日~
- 交付料金 約8,000円~10,000円前後(地域により異なる)
軽自動車に白いナンバープレートをつけるための手続き方法
軽自動車に白ナンバーをつけるための申請方法は、「自分でWEBから申し込み」「自分で予約センターの窓口から申し込み」「ディーラー/整備工場/行政書士などに委託」の3パターンがあります。
ここでは自分でWEBから申し込む場合の方法を解説します。
※予約センターの窓口から申し込みたい場合、こちらで管轄の予約センターを探して問い合わせてください。
番号はそのままでデザインのみ変更する場合
ナンバープレートの番号は現在のままで、デザインのみ白ナンバーにしたい場合の大まかな手続き方法は以下の通りです。
- 図柄入りナンバー申込サービスから申込
- 交付料金・寄付金の支払い
- 入金確認メール受信
- 交換申請書のダウンロード及び印刷
- 最寄りの軽自動車検査協会事務所で車検証と交換申請書の確認
- 近接する予約センターにて以下を提出
・それまで使っていたナンバープレート
・5.で確認してもらった交換申請書
- 新しいナンバープレートを受け取り、取り付け
交付料金は約7,000円〜10,000円前後で、管轄区域やナンバープレートの種類によって金額が異なります。またディーラーなどに委託する場合、別途代行手数料がかかる可能性が高いです。
ナンバープレートは、交付料金・寄付金の入金確認から10日程度(土日・祝日などを除く)で完成します。入金確認メールに記載されている交付可能期間内(1ヶ月)に管轄の軽自動車検査協会事務所に赴き、ナンバープレートを交換してください。
車の購入時など、希望の番号に変更する場合
希望の番号に変更したい場合の大まかな手続き方法は以下の通りです。
- 図柄入りナンバー申込サービスから申込
- 抽選対象番号の場合は抽選結果メール受信
- 交付料金・寄付金の支払い
- 入金確認メール受信
- 予約センターにて希望番号予約証の受領
- 軽自動車検査協会事務所で以下の書類をもとに届出
・委任状(代理人が申込を行う場合のみ必要)
・車検証
・希望番号予約済証
・申請書(軽自動車検査協会に用紙あり)
※他にも、場合によって住民票や手数料納付書・軽自動車税申告書(軽自動車検査協会に用紙あり)などが必要です。
事前に必要書類を確認しましょう。(詳しくはこちら)
- 予約センターにてナンバープレートの交付
※ナンバープレートを交換する場合は旧ナンバープレートを持参
希望ナンバーには、人気が高いため抽選制になっている「抽選対象希望番号」と、払い出しをされていない限り取得できる「一般希望番号」があります。抽選対象希望番号の場合、抽選申込をして希望番号に当選した場合のみナンバーの取得が可能です。
希望ナンバーの場合も、交付料金は約7,000円〜10,000円前後です。金額は管轄区域やナンバープレートの種類によって異なります。またディーラーなどに発行を委託する場合、別途代行手数料がかかる可能性が高いです。
交付にかかる日数の目安は、交付料金・寄付金の入金確認から10日程度(土日・祝日などを除く)。入金確認メールに記載されている交付可能期間内(1ヶ月)に管轄の軽自動車検査協会事務所に赴き、ナンバープレートを受け取ってください。
なお希望番号を申し込むことができるのは、以下のいずれかの条件に当てはまる場合のみです。
- 車の購入時など新規登録
- 名義変更(移転登録)
- 転居などの住所変更(変更登録)
- 現在のナンバーの紛失、破損、汚損
- ご当地ナンバーへの番号変更
【注意】白いナンバープレートをつけられない車
軽自動車でも装着できる白い特別仕様ナンバープレート。ただし例外として、以下のような場合は申し込みができません。
- 字光式ナンバープレート
- 事業用軽自動車
字光式のナンバープレートとは、車の灯火類を点灯した時に文字が光るナンバープレートです。図柄入りナンバープレートは字光式に対応していません。また普通自動車の場合は事業用でも交付を受けられますが、事業用軽自動車は対象外です。
軽自動車の白いナンバープレートへの変更に関するQ&A
ここでは、軽自動車の白ナンバーへの変更でよくある質問に回答しています。
通常の黄色ナンバーとの違いはなに?白ナンバーに変更するメリットは?
黄色ナンバーと白ナンバーは見た目が異なるだけで、その他に差異はありません。
白ナンバーに変更するメリットは、限定デザインのナンバープレートで特別感を味わえること、また様々なボディカラーに合わせやすいことです。
白ナンバーに変更することで普通車と同じ扱いになったりしないの?
白ナンバーになったからといって、扱いが軽自動車から普通自動車に変わることはありません。高速道路料金や自動車税も変わりませんので、ご安心ください。
ただし高速道路で現金払いをする場合、料金所の担当者に普通車と間違われる可能性もあります。普通車の料金を請求された場合は車検証を見せ、軽自動車であることを伝えましょう。
変更した白ナンバーはいつまで使えるの?
白ナンバーに使用期限はありません。一度取得すれば、ナンバー変更の必要がない限り使い続けることができます。
ここまで紹介したように、現在は軽自動車でも白いナンバープレートをつけることができます。自分で申し込めば手続き費用は最低限で済みますが、書類の準備や手続きには手間と時間がかかります。時間がない場合や手続きが不安な場合は、業者などに委託しましょう。
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