車検って何をするの?内容、期間と費用

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車検の制度・有効期間・費用車検の制度・有効期間・費用

車検とは?有効期間と費用

更新日:
初めの人には分からないことも多い、車検。その検査項目、有効期間、費用相場、受けられる場所、必要書類など分かりやすく解説します。

目次

車検とは?

車検とは?

車検とは、正式には「自動車検査登録制度」といい、そのクルマが安全に使用できることを確認する制度です。定期的に車検を受けることは、クルマを所有する人すべてに義務付けられています。
車検を受けるべきタイミングも法律で決められており、自家用車の場合には以下が車検のタイミングです。

  • 初回は、新車購入から3年目
  • その後は、前回の車検から2年ごと(つまり3年目、5年目、7年目、9年目…)


車検の通知は国や自治体から届くことはありません。購入したディーラーや中古車販売店、以前車検を依頼した業者から車検が切れる2~3ヶ月前にハガキやメールが届くことはありますが、必ず届くわけではありません。車検のタイミングは、フロントガラスに貼ってある「検査標章(ステッカー)」や車検証で確認しておきしょう。

車検のタイミングが来たら、車検業者に見積依頼をして車検に出しましょう。

車検って具体的にどんなことをするの?

車検って具体的にどんなことをするの?

車検では、以下のような検査(一例)を実施し、保安基準を満たしているかどうかを確認します。

  • 同一性の確認(車検証の内容と車両本体の情報が一致しているか)
  • 外回り検査(ライト類、ワイパー、クラクション、ナットなどに問題はないか)
  • サイドスリップ検査(まっすぐ走行できるかどうか)
  • ブレーキ検査(ブレーキの効きに問題はないか)
  • スピードメーター検査(スピードメーターの数値に大きな誤差はないか)
  • ヘッドライト検査(適切な明るさ・向きの光が発せられているか)
  • 排出ガス検査(排出ガスの内容物・濃度に問題がないか)
  • 下回り検査(オイル漏れやボルトの緩みなどはないか

※上記内容は検査項目の一例になります。

いつから車検を受けることができるの?有効期限(車検満了日)の確認方法

大前提として、車検はいつでも受けることができます。
ただし有効期間満了日の1か月前よりも早く車検を受けてしまうと、その日から新しい車検有効期間が始まってしまいます。今の有効期間をフル活用できないため、「損」といわれることが多いです。

そのため一般に、車検は「満了日の1か月前から満了日まで」といわれます。この期間に車検を受ければ、今の車検満了日に更新したとみなされ、満了日の翌日から次の車検期間が始まります。
その車検満了日は、以下の2つの方法で確認できます。

車検って具体的にどんなことをするの?


方法① 車検証で確認する
車検証には「有効期間が満了する日」という欄があり、そこに書かれた日付が車検満了日です。 車検証は、新車でも中古車でも、車を購入した時に一緒に受け取っているはずであり、ダッシュボードの中に保管されていることが多いので、確認してみてください。

方法② 検査商標(車検シール)で確認する
車のフロントガラスに貼られたステッカーでも、車検の有効期間を確認することができます。外から見られる面には車検の満了年月が、内側から見える面には満了の年月日が書かれています。

Check! 車検が切れてしまったらどうすればいいの?

車検が切れた状態で公道を走行することは、法律違反です。しかし一度は車検が切れたクルマも、また車検を受ければ公道を走れるようになるので安心してください。

ただし車検を受ける場所まで車を移動させる時には注意が必要です。そのままの状態で公道を走ることはできないので、運行経路に含まれる市区町村の役所で臨時運行許可証(仮ナンバー)を取得するか、レッカーで運搬する必要があります。

車検が切れた状態で公道を走行することは、法律違反です。しかし一度は車検が切れたクルマも、また車検を受ければ公道を走れるようになるので安心してください。

ただし車検を受ける場所まで車を移動させる時には注意が必要です。そのままの状態で公道を走ることはできないので、運行経路に含まれる市区町村の役所で臨時運行許可証(仮ナンバー)を取得するか、レッカーで運搬する必要があります。

車検を受けられる場所

車検というと「ディーラーに行くもの」と思う人もいますが、実は以下のように様々な選択肢があります。

  • ディーラー
  • 車検専門店
  • 大手カーショップ
  • ガソリンスタンド
  • 自動車整備工場
  • ユーザー車検


ディーラー車検は手厚い点検・整備が魅力ですが、費用が高いというデメリットがあります。一方、車検専門店、大手カーショップ、ガソリンスタンド、自動車整備工場はディーラーに比べて費用が安い反面、点検や整備の内容は業者によって差があるので、自分に合った業者を見極める必要があるでしょう。

また自分で車検場に持ち込み、点検をする「ユーザー車検」という選択肢もあります。平日に車検場に行かなくてはならない、自分自身で整備する必要がある等の手間はある反面、費用が安く抑えられるのがメリットです。

なお、ガリバーでも車検を行っています。ガリバーで購入した車でなくてもご利用いただけますので、色々な選択肢と比較しながら自分に合うものを選ぶようにしましょう。

車検にかかる費用と内訳

車検にかかる費用と内訳

一般に車検費用と呼ばれるものには、国に支払う費用である「法定費用」と、車検に必要な点検・整備や手続き代行のために業者に払う「点検・整備費用」の2つが含まれています。

法定費用

  • 重量税、自賠責保険は次の車検までの分を前納
  • 重量税や自賠責保険は、クルマの重量と、自家用乗用車か軽自動車かによって決まる
  • 重量税、自賠責保険、印紙代を含めた合計は約3~7万円程度

点検・整備費用

  • 業者に頼む場合、車検に必要な最低限の保安基準を満たしているかの点検費用は必ず含まれる
  • 今後も安全に走行するための点検や整備、部品の交換などの費用、車検手続きの代行手数料が含まれることも
  • クルマの状態によって、費用が変わる
  • 費用は車種・業者によって大きく異なり、平均的な相場は数万円~10万円程度

車検時の必要書類・持参するもの

必要書類

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)
  • 自動車税納税証明書/軽自動車税納税証明書

その他に持参すべきもの

  • 印鑑(認印でも可)
  • 車検費用

車検証と自賠責証明書は、車に搭載しているはずなのでダッシュボードの中などを確認してみてください。
自動車税や軽自動車税の納税証明書は4~5月の納税時に受け取っているはずですが、紛失してしまった場合は自治体の税事務所や役場に問い合わせると再発行してもらえます。

上記の他に、車載義務がある発炎筒がない場合は車検に通りません。また車検時にはタイヤを取り外して検査をするので、ロックナットを取り付けている場合は取り外しのためのアダプターも持参してください。

車検にはまとまった費用が必要なので、このタイミングで車の買い替えを検討する人も多いです。
「車検を通すべきか、車を買い替えるべきか」で迷ったら、ぜひガリバーにご相談ください。車検も乗り換えも扱っているガリバーだからこそ、お客様に合ったご案内をしています。

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