【プロ直伝】中古車の値引き交渉のポイント8つ

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【プロ直伝】中古車の値引き交渉のポイント8つ【プロ直伝】中古車の値引き交渉のポイント8つ

中古車は値引きできるの?相場は?値引き交渉のポイント8つをプロが解説

更新日:
中古車の購入を検討していて 「値引きはできる?」「交渉はどうやって進めればいい?」と考えている人も多いはず。車の購入に精通したプロが、中古車値引きの相場や交渉のポイントについて解説します。

目次

自動車評論家・大岡 智彦氏

自動車評論家・大岡 智彦氏が教えます!

最新新車情報、新車評価サイト「CORISM」編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックや、試乗レポートが得意。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員の一人。

中古車の値引きは期待できる?値引きの相場について

中古車の値引きは期待できる?値引きの相場について

中古車でも値引き交渉は可能で、実際に値引きをしてもらえるケースもあります。


ただし中古車は元値が安いことから、新車ほどの値引きは期待できません。また車の状態にばらつきがあるため、値引き相場も存在しません。車両価格の10%ほど値引いてもらえるケースもゼロではないですが、数万円でも値引きができればラッキーだと考えましょう。

ディーラーが販売する中古車も、値引き交渉できます。ただし新車の売れ行きに影響を与えないよう、ディーラーでも中古車の値引き幅は小さく設定されているのが一般的です。


新車や登録済み未使用車の値引き相場が車両価格の5~15%程度といわれているので、中古車の値引き幅はこれよりも小さくなることを覚悟しましょう。 新車の値引き交渉について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

中古車の値引き交渉のポイント8つ

中古車の値引き交渉のポイント8つ

新車より値引きが難しい中古車だからこそ、値引きを引き出すにはテクニックが必要です。ここからは中古車の値引き交渉で押さえるべきポイントを8つ紹介します。

ポイント1. 事前に中古車検索サイトで価格相場をチェックしておく


お店に行く前に、自分が欲しい車種が、どのくらいの値段で売買されているかを確認しましょう。年式や状態によって価格の差があるので、希望する条件に近い車の売買価格が分かると理想です。

お店に行ったら、事前に調べた相場を念頭に「このサイトでは、同条件の車がこれくらいで売られていた」と、相場価格を引き合いに出して交渉してみましょう。顧客がきちんと相場を調べた上で来店していると分かれば、営業マンも真剣に値引きを検討してくれます。

また相場と比べて極端に価格が安い場合も、注意が必要です。修復歴など何かが隠されている可能性もあるので、
「なぜ安いのか」を確認してみましょう。

ポイント2. 購入するタイミングは月末や決算月が狙い目


一般に、自動車販売店では月ごとや決算期ごとの販売目標が設定されています。そのため月末や決算月の方が、営業マンが値引き交渉に応じやすいです。特に決算月は普段より大きな値引き幅を期待できます。

早く購入したい場合でも20日以降の月末に、購入を急がないのであれば自動車業界の決算月である3月と9月に車を購入するようにしましょう。

ポイント3. 購入予算は伝えない


営業マンはできるだけ高値で車を売るため、値引きを最小限に留めようとします。そのため購入予算を伝えると、実際にはそれ以上の値引きができたとしても、値引きをしてもらえなくなってしまいます。

交渉ではあえて購入予算を伝えず、「良い車を安く買いたい」と伝えましょう。そうすれば営業マンも「どのくらいの価格なら買ってくれるだろう」と値引きを検討してくれます。

ポイント4. 店長やマネージャーを商談に呼ぶ


営業マンにはそれぞれ決裁権がありますが、値引きできる金額は職位によって異なります。一般的な営業マンでは値引きの範囲が限られるため、商談の席には店長やマネージャーに加わってもらうようにしましょう。こうした権限のある役職の人物と交渉をすれば、より多額の値引きを引き出せる可能性があります。

店長やマネージャーを交えた交渉の場では「納得したら今すぐ買うから」と契約に前向きな気持ちを伝えてください。実印など契約に必要なものを持参したり、「この日までに車庫証明を入手できる」と購入後の手続きについて話したりすることも有効です。

ポイント5. 現金値引き以外の無料サービスも交渉


車両価格の値引き交渉に限界を感じたら、「今日契約するからタイヤ交換は無料でやってくれない?」など、サービスの交渉に移りましょう。ETCやドラレコなどの装備、延長保証を付けてもらうといった選択肢があります。

ポイント6. 総額と内訳が明瞭な見積もりを出してもらう


車の購入では車両価格に加えて税金、手続きの代行手数料といった諸費用がかかります。しかし中には、値引きに応じる代わりに諸費用を上乗せし、さも安くなったように見せかける中古車販売店もゼロではありません。

そのため、商談時には諸費用の内訳が分かる見積もりを出してもらいましょう。不明な費用が含まれている場合はその場で確認し、後から「こんな費用がかかると聞いていない」といったトラブルが起きないようにしてください。

ポイント7. できる限り試乗する


購入したい車があれば、できる限り試乗して乗り心地や異常の有無を確認しましょう。そして「タイヤの空気が抜けている」「エンジンやトランスミッションから異音がする」など異常があった場合、無償での部品交換や整備をしてもらえないか交渉してみましょう。

あまり強く交渉を迫ると営業マンに嫌な印象を与えてしまい、かえって値引きを引き出せなくなることがあるので無理のない範囲に留めましょう。

ポイント8. ネットを駆使して近い条件の車の見積もりを複数取る


他店に条件の似た中古車があれば、見積もりを出してもらいましょう。それぞれを比較することで車両価格の参考になるだけでなく、その見積書を見せながら値引き交渉をすることで「値引きをしなければ他店に流れる可能性がある」と営業マンに思わせることができます。

予算ありきの中古車探しはプロに任せることもおすすめ

ここまで紹介したように、中古車でも値引きは可能ですが、新車に比べると値引き幅が小さく、必ずしも交渉に応じてもらえるとは限りません。中古車の購入時はポイントを押さえて値引き交渉に臨みましょう。

「車種は決めていないけど予算は決まっている」という場合は、プロに任せることもおすすめです。例えば「予算100万円で、3年落ちまでの軽自動車が欲しい」と伝えれば、条件に合う中で最も良い条件の車を探してもらえるでしょう。

ガリバーは価格や年式だけでなく、メーカー横断で安全性や機能性も比較しながらお客様にぴったりの一台をお探しします。希望車種が決まっていない場合もお気軽にご相談ください。

この記事を執筆・監修した人

大岡 智彦
  • 現在の役職・肩書

(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長

日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員

  • 略歴

自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。

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