セリカ（トヨタ）ＳＳ－Ⅱ GH-ZZT231(1002219) の画像

7代目となるトヨタ セリカは、1999年に登場した。従来と同じ3ドアハッチバックのスタイルだが、モーターショーで発表されたコンセプトカーさながらの斬新なデザインを採用している。1993年に登場した6代目セリカまではWRC（世界ラリー選手権）に参戦していたため、FF（前輪駆動）車のほかに4WD車のGT-FOURも用意されていたが、7代目はFF車のみとなっている。縦長のヘッドランプや角張ったリアデッキなどが特徴のボディは前後のオーバーハングが切り詰められた一方、全長4340mmに対してホイールベースは2600mmとロングホイールベースを採用し、高速安定性が追求されていた。搭載されている2種類の1.8L直4DOHCで、先代まで設定されていたターボエンジンは廃止されている。エンジンの仕様は上級グレードのSS-IIにはVVTL-i（可変バルブタイミングリフト機構）が付いた最高出力190psを発生する2ZZ-GE型を搭載。対してSS-Iは145psを発生する1ZZ-FEが搭載される。またSS-IIにはコーナリング性能を高めるスーパーストラットサス仕様やMT車も用意されていた。

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