エスクード（スズキ）２．０ＸＥ CBA-TD54W(10027720) の画像

スズキ エスクードは、ジムニーの上級に位置するSUVモデルである。初代モデルがデビューしたのは1988年で、1990年に5ドアのノマドが追加されて大ヒットモデルになった。初代エスクードはライトクロカンというジャンルを作ったモデルでもある。1997年発売の2代目、 2005年発売の3代目と一貫してフレーム付きボディを持つFR由来のSUVとして作られてきたのが特徴で、ヘビーデューティーな走りを実現するSUVとして作られてきたが、モデルを重ねるごとにボディやエンジンが大型化し、日本のユーザーが離れていく結果になった。3代目モデルは2017年まで販売されるが、それと並行して2015年10月に発売されたのが現行モデルとなる4代目エスクードだ。4代目はエンジンを横置きに搭載するFFベースのSUVに変身し、駆動方式もFFとフルタイム4WDの設定がある。SX4 S-クロスと兄弟車のような関係で、ハンガリーのマジャールスズキで生産される。3代目では最終的にV型6気筒3.2Lにまで拡大した搭載エンジンも、4代目では直列4気筒1.6Lの自然吸気DOHCにダウンサイジングされている。

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