デックス（スバル）１．３ｉ DBA-M401F(10051999) の画像

トヨタと業務提携を結んだことによって、2008年11月に誕生したコンパクトサイズのハイトワゴンがデックスだ。軽自動車の上はインプレッサになっていたので、その空白を埋めるために投入された。ベースとなっているのは、ダイハツのクー(トヨタｂＢ)だが、フロントマスクなどを専用デザインとしている。ボディカラーもクーに準じているが、５色に絞り込んだ。車名は機敏さを意味する「Ｄexterity」からの造語である。インプレッサがあるため、エンジンはダイハツが開発した1297ccの可変バルブタイミング機構付きK3 -VE型直列4気筒DOHCだけに絞った。クーにある1495ccの3SZ-VE型エンジンの設定はない。トランスミッションは4速ATを組み合わせた。2010年７月に排ガス対策を強化している。駆動方式はFF（前輪駆動）と4WDを設定。サスペンションはフロントがストラット、リアはＦＦ車がトーションビーム式、4WDは3リンク式だ。後継モデルとして、2013年にトヨタ ラクティスをベースとしたトレジアが投入された。

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