カイエン（ポルシェ）カイエン GH-9PABFD(10014360) の画像

カイエンは、ポルシェが初めて送り出した４輪駆動のクロスオーバーSUVだ。フォルクスワーゲンと共同開発の形をとり、2002年にデビューした。トゥアレグとシャシーを共用しているが、パワーユニットやサスペンションなどはポルシェの専用設計だ。エンジンはカイエンのために新設計した4.5LのＶ型８気筒DOHCで、自然吸気とターボを設定する。03年には3.2Lの狭角Ｖ型６気筒を追加した。06年にフェイスリフトを行い、これを機にＶ６は3.6Lに、Ｖ８は4.8Lに排気量を拡大。08年に加わったターボＳでは最高出力が550馬力に達した。２代目は2010年のジュネーブショーでベールを脱いだ。ボディを軽量化し、アクティブ４ＷＤシステムも採用する。また、Ｖ８とＶ６エンジンをリファイン。アイドリングストップやエネルギー回生システムも導入した。トランスミッションは８速ティプトロニックＳが主役だ。また、ディーゼルターボやポルシェ初のハイブリッド車も仲間に加わっている。14年には大がかりなマイナーチェンジを行い、内外装だけでなくエンジンにも改良のメスを入れた。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。