２０７（プジョー）スポーティアム ABA-A75F01(10063700) の画像

プジョー207は、欧州でBセグメントと呼ばれる小さめのクルマが属するジャンルに位置するモデルで、206を後継し、208につながるモデルである。206から207へのフルモデルチェンジは本国では2006年1月に行われているが、日本での発売はBMWと共同開発したエンジンの搭載を待って2007年3月になった。外観デザインは、プジョーのエンブレムを配置したノーズの下にやや大きめのフロントグリルが口を開けているのが特徴。傾斜を強めたボンネットフードやAピラーにより、ウェッジの利いたシャープなサイドビューを持つ。207になって大きく変わったのは全幅で、1750mmにまで拡大されたこと。日本では3ナンバー車として登録されるようになった。当初の搭載エンジンは直列4気筒1.6Lの自然吸気DOHCとDOHCターボ仕様の2機種で、4速ATと組み合わされた。駆動方式はFF（前輪駆動）のみの設定だ。エンジンは後にGT系のモデルに1.6LのDOHCターボが搭載されている。またボディタイプも電動開閉式のスチールルーフを持つ207CCや、ステーションワゴンの207SWなどを追加しながら2012年まで販売された。

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