コルトプラス（三菱）クールベリー DBA-Z22W(10071144) の画像

コンパクト・ファミリーカーのコルトをベースに、リアのオーバーハングを300mm延ばしてワゴン的な要素を加えたのがコルトプラスだ。リアシートは、コルトの５対５分割可倒式に対し、６対４分割可倒式としている。リアシートをたたむと広いラゲッジスペースが出現した。また、コンパクトカークラス初となる電動リアゲート(エレクトリック・テールゲート)の採用も注目を集めている。2004年10月に登場し、12年まで販売が続けられた。エンジンは1.5Lエンジンだけの設定で、ダイムラーと共同開発した可変バルブタイミング機構のMIVECを採用する。トランスミッションは無段変速機のCVTを組み合わせた。駆動方式は、前輪駆動のFF（前輪駆動）とビスカスカップリング式フルタイム４ＷＤを揃えている。パッケージも走りの実力も優れていたが、三菱のリコール問題に足を引っ張られ、思うような販売実績を積み重ねることができなかった。12年半、コルトの生産終了を機に、コルトプラスも販売に終止符を打っている。

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