コルト（三菱）エレガンス CBA-Z25A(10017639) の画像

三菱と提携を結んでいたダイムラー・クライスラーと共同開発したコンパクト2BOXで、2002年11月にデビューした。ミラージュの事実上の後継モデルだ。セールスポイントは、オールマイティに使える、優れたパッケージングだ。「COLT」は三菱重工の時代のユーザーに親しまれていたネーミングで、若駒や子馬のこと。若い馬の溌剌としたイメージをクルマと重ね合わせている。販売面ではユーザーの好みで装備を選べるカスタマーフリーチョイスが注目を集めた。エンジンは1.3Lと1.5Lの直列４気筒DOHCだ。03年10月にマイナーチェンジを行い、これ以降は新設計のMIVECエンジンを搭載している。また、1.5LエンジンにMIVECターボを組み合わせたスポーティグレード、ラリーアートも設定した。サスペンションはフロントがストラット、リアはFF（前輪駆動）車がトーションビーム式、ビスカスカップリング式フルタイム４ＷＤはトレーリングリンク式だ。三菱の不祥事によって販売は低迷したが、09年に発売した低価格戦略車のリミテッドがヒットし、息を吹き返している。12年半ばに生産を終了した。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。