ロードスタークーペ（マツダ）タイプＥ GH-NB8C改(10013123) の画像

マツダ ロードスタークーペは、2代目モデルであるNB型ロードスターの時代にごく限定的に販売されたクローズドボディのクーペモデルである。当時ロードスターには、脱着式のデタッチャブルハードトップが存在したが、それとは別のモデルとして作られた。マツダが生産したロードスターをベースに、100％子会社であるマツダE＆T(エンジニアリング＆テクノロジー)が、小量生産車のノウハウを生かしてボディの架装を行ったものだ。スチールルーフを備えたクーペボディデタッチャブルハードトップに比べると10kgほど軽く、標準車に対して10kg増に押さえられている。フロント部分のデザインの違いによってタイプS、タイプA、タイプEの3種類のグレードが設定されたが、いずれも受注生産で、タイプS以外は生産台数も限定する形で販売されたため、かなり希少なモデルと言える。基本メカニズムはロードスターと共通で、1.6Lと1.8Lのエンジンを搭載し、ベース車に対して30万～50万円高の設定だった。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。