キャロルエコ（マツダ）ＥＣＯ－Ｘ DBA-HB35S(10081971) の画像

マツダ キャロルエコは、6代目に当たる先代キャロルの時代に設定された低燃費モデル。当時は、スズキがダイハツとの間で激しい燃費競争をしていた。その燃費競争でミライースに対抗して設定されたのがアルトエコであり、そのOEMモデルがキャロルエコである。発売されたのは2012年11月で、グレード名もアルトエコのものをそのまま引き継いでECO-LとECO-Sの2グレードが設定された。エンジンは最新のR06A型に変更し、副変速機構付きのCVTの効率を向上。アイドリングストップ機構も採用した。リアコンビランプとハイマウントストップランプを電力消費の少ないLEDに変更し、燃料ポンプも省電力化した。さらに、フロントバンパーを空力特性に優れた形状に変更したほか、足回りの部品の軽量化を図るなどした結果、30.2km/Lの低燃費を達成。2013年3月の改良では、先にマツダ・フレアに採用した減速エネルギー回生技術の「エネチャージ」や「エコクール」を設定し、アイドリングストップは時速が13km以下に落ちるとエンジンが停止する仕組みにするなどして、燃費を33.0km/Lに向上させている。

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