OBD(車載式故障診断装置)とは
車載式故障診断装置(OBD:On-Board Diagnostics)とは、
エンジンやトランスミッションなどの電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)内部に搭載された故障診断機能
ECUは、自動車が安全・環境性能を発揮するため、
センサーからの信号等に基づき最適な制御を行っているが、
断線やセンサの機能異常等の不具合が生じた場合には、
その情報をECUに自動記録
OBD検査によるメリットは、
目に見えない不具合についても
適切に修理や整備ができるようになります。
今までの車検ではヘッドライトやウインカーなどの灯火類、
タイヤやホイール、サスペンションなどの足廻り、
フットブレーキやサイドブレーキの制動力、直進性、
排ガスの濃度などの項目をクリアすれば車検が通りました。
逆に、衝突被害軽減ブレーキなどに不具合があっても車検は通ることになります。
OBD検査が導入されれば、
高度な運転支援システムに不具合があった場合に
修理や整備を行うことが必須となりますので、
安全で安心して運転できるようになります。
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