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暑い日が続いたり、雨の日が続いたりと難しい天気が続きますが、皆様いかがお過ごしですか？
先日、お車の点検で来店されたお客様からこんな質問をいただきました。
「エンジンオイルってどれくらいの頻度で交換すればいいの？ 交換しないとどうなっちゃうの？」
確かに。普段車の中なんて見ないので分からないですよね。
自分も車屋さんになるまではエンジンオイルの交換を考えたことがなく、整備なんてほったらかしで運転をしていました。
もちろん多少エンジンオイルの点検をさぼったからと言って、すぐに車の調子が悪くなるわけではありません。
しかし、エンジンオイルの交換は車を長く使う上で欠かすことのできない作業です。
車を長持ちさせるだけでなく、燃費の向上、安全性の向上にもつながります。
【エンジンオイルがもたらす効能】
エンジンオイルはエンジン内パーツの潤滑油として機能します。
エンジンオイルの主な機能は以下の3つです。
・部品がこすれ合う際の摩擦軽減
・エンジン内洗浄効果
・エンジン冷却効果
ガソリン車の心臓とも呼ばれるエンジンを長持ちさせる上ではエンジンオイルは欠かすことができません。
【エンジンオイル交換のメリット１：パワーと燃費】
エンジンを滑らかに動かす上で、エンジンオイルのもつ役割は大きいです。
エンジンオイルが少なくなったり、劣化したりすると、エンジン内の摩擦が大きくなってしまい、エンジン馬力・燃費にも悪影響をもたらしてしまいます。
車の燃費には、エンジンそのものの性能も影響しますが、こうした消耗品をこまめに入れ替えることも燃費を維持するうえで非常に重要です。
【エンジンオイル交換のメリット２：エンジンが長持ちする】
エンジンオイルはエンジン内の滑りをよくすると同時に、エンジン内の冷却・洗浄する役割も持っています。
エンジンオイルが劣化すると、エンジン内に汚れがこびりついてしまったり、冷却機能が失われて、エンジン内のパーツがくっついたりします。
エンジンに汚れやダメージが蓄積されてしまうと、最悪の場合エンジンそのものを交換する必要があります。
【エンジンオイルの交換タイミング】
一般的にエンジンオイルは走行距離5000km、あるいは半年毎をめどに交換していただくことを推奨しています。
ポイントは「色」です。
エンジンオイルは汚れが蓄積しますので、オレンジ色から茶色、黒色へと変色していきます。
濁りや黒ずみがでた際には交換時期です。
【エンジンオイルの交換方法】
まず、エンジンオイルには大きく分けて3つの種類があります。
・全合成油
・鉱物油
・部分合成油
全合成油、部分合成油、鉱物油の順で油の品質が良く、エンジン品質の維持にも影響します。
エンジンの品質規格によっても選ぶエンジンオイルが変わってきますので、お車にあったエンジンオイルをお選びください。
エンジンオイルの交換方法は大きく2つあり、「上抜き」と「下抜き」と呼ばれています。
上抜きはオイルレベルゲージのある管からオイルを吸い上げて新しいものと入れ替えます。
下抜きの場合には車をジャッキアップしてフロア側から古いエンジンオイルを抜き取ります。
上抜きと下抜き、どちらが綺麗にオイル交換できるのか、気になる方もいらっしゃるかと思いますが、これは車種によって異なります。
また、お客様からエンジンオイルの交換を自分でできないか、というご質問もいただくことがあります。
結論エンジンオイルの交換ではなく、つぎ足し、ということであれば、ご自身でエンジンオイルの減りを解消していただくことは可能です。
ただ、エンジン内部に蓄積された汚れは残ったままとなります。エンジンの性能維持の観点から申し上げると、エンジンオイルは「つぎ足し」ではなく「交換」していただくことをお勧めいたします。
もちろん、オイル交換に必要な工具をお持ちであれば、上抜きなどでエンジンオイルは交換いただけます。
【愛車の点検の際はぜひガリバーへ！】
半年ごとの作業のために、一から工具を揃えて手順を覚えるのは大変な作業だと思います。
ガリバーであれば、エンジンオイルの交換を含め、ほかの個所で気になる部分も点検させていただきますので、より詳細に今のクルマの状態についても把握することが可能です。
お車をお預かりしている期間も代車を貸し出しておりますので、移動手段がなくなる、ということもございません。
エンジンオイルの交換でお困りの時や、そのほか気になることがあればいつでもお気軽にお店までご相談ください！
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