さてさて、軽口はこれくらいにしまして、本題に入らさせていただきますね。
先日、集客活動をしていて嬉しいことがありましたので、ここにてご報告させていただきます。新入社員研修の一環で、地域住民の皆さんと交流することを目的にしたアンケート調査を1週間ほどさせていただきました。その時に出会った方々がとても素敵な方たちばかりで、社会に出て右も左も分からない森ちゃんのために、各々の実体験で学んだ仕事をする上で大切なことを、忙しいにも関わらず、わざわざ時間を割いてまで、熱く語ってくださいました。この熱い話は一人や二人にしてもらったのではなく、アンケートに答えてくださった10人全員がお話してくださったのです! アンケート調査は学生時代にも何度か経験したことがありますが、こんな経験は人生で初めてです。噂に聞いていたとおり、下町気質の名残がある足立区民は本当に世話好きな性格の方が多いんですね。おどろ木ももの木さんしょの木です(笑)それもお年を召された方に限りません。下は20代後半から上は現役を引退された方まで、幅広い年代の方々から教えを授かりました。
それぞれのお話を聞いて学んだことが一つあります。それはですね、仕事をする上で大切なことというのは、第一に誠実であらなければならないということです。お客様を直接お相手にする商売をさせていただいている以上、お客様に損をさせる商売をしてはならないんですね。自分たちが美味しい思いをする商売に夢中になりすぎると、その時々は満足感を得るかもしれませんが、徐々に「もっと売りたい、もっとお金がほしい」と欲望が肥大化し、やがて不遜な態度という形で外に出てきてしまうんですね。そうなってしまったら、お客様の心はどんどん遠ざかっていくと同時に、モノも売れなくなっちゃうんです。最悪の場合、店を畳まなくてはいけないという破滅のストーリーが待ち受けていると思うんです。そうならないためにも、商売人は「お客様に誠実であれ」ということなんですよ。そうじゃないと、お店の繁栄はおろか、その日のオマンマさえありつけないひもじいい思いをしなくちゃいけない羽目になっちゃいます。だから、森ちゃんは誠実をモットーに商売させていただきます。誠実に仕事するとは当たり前で簡単なことのはずなんですが、シンプルなことほど実行するのがスゴい難しい。この世の中の真理を体現できるよう頑張らせていただきます。
社会に出て間もない青二才が、社会や商売を分かったような口を聞いて申し訳ありません。この商売の本質が本当だったことを証明するためにも、目の前の仕事に全力で取り組みさせていただきます。それでは今日はこのへんで失礼します。ヲルヴォワ!(フランス語で「またね!」の意味)
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