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最高出力がどうだとか、クルマの性能面の事ではなく、年式だったり、排気量だったり、次の車検がいつなのか、といった基本的な事すら把握していない方が頻繁にいらっしゃいます。
昔に比べて、クルマが特別なモノではなくなり、クルマに思い入れのある人が減っていて移動の為の単なる道具、という位置付けになっているのでしょうか。
それが良いか悪いかではなく、クルマ好きの一人としては少々複雑な心境です。
また、大凡の現在の走行距離も認識されていらっしゃらない方にもよく遭遇しますし、ご自分の『年間走行距離』や『月間走行距離』を聞いても、答えられない人は沢山いらっしゃいます。
走行距離は、今乗っているクルマを売却するにも、中古車を購入するにも、大事な要素ですし、任意保険の契約をする際にも、年間走行距離の申告が必要な事があります。
保険会社が年間走行距離を保険料算出の要素として取り入れているのは、統計的に、車を使う頻度が高いと(走行距離の多い人は)それに応じて事故の確率も高くなるからです。
車種や年式にもよりますが、ご売却する時は基本的に走行距離が少ない方が買取価格は高くなる傾向にありますし、中古車を購入する際も走行距離は金額に直結する大事な要素のひとつです。
あくまでも平均値ですが、日本では年間走行距離は10,000キロ程度(軽自動車は8,000キロ程度)と言われています。
因みに、数年前のデーターではありますがアメリカは約13,474マイル(約21,684キロ)と日本の２倍以上で、トヨタはプリウスやプリウスC(アクア)に8年間10万マイル(16万km)までの保証を付けて販売しています。
3年落ちのクルマで3万キロが平均レベルだとすると、同年式、同グレード、同じボディカラー、同等装備、内外装が同等程度のクルマで比較した場合、買取価格は3万キロのクルマの方が6万キロのクルマより高くなるのは明らかです。
購入する際は、同等の車両でも販売店ごとに保証の有無や販売方法などにより値段設定の仕方が異なる為、異なる店舗の車同士で比較する事は困難ですが、相場の点では走行距離が多い方が価格が安くなる傾向にあります。
ただし、中古車を購入する際は、何年間乗るつもりで購入するのか、売却する時に走行距離がどれくらいになっているのか、をよく考えてクルマ選びをされる事をオススメします。
年間走行距離が1万キロの人が、5年間乗るつもりで走行6万キロのクルマを購入したら単純計算で、売却する時は11万キロになっており、エンジン車なのかハイブリッド車なのかにもよりますが、リセールバリューはかなり下がっている事になります。
6万キロから11万キロに到達するまでの間は、それ以前に比べて消耗パーツの交換などの維持費もそれなりに掛かる事まで想定しておく必要もあり、購入時は価格ばかりに目が行きがちですが、トータルコストにも目を向ける事が大切です。
今すぐのご売却ではなくとも、走行距離を念頭に置いた有利な売却時期のご提案をさせて頂きます。
また、ご購入をお考えの方には、将来のリセールバリューまで含めた最適なご提案をさせて頂きます。
是非お気軽にご来店ください。
スタッフ一同お待ちしております。
ガリバー熊谷店は熊谷警察署となり
緑の看板が目印です
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