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登録車と軽自動車の合計台数は27万9341台で昨年10月と比べて31%減と大幅な落ち込みでした。
※自販連、及び全軽自動協調べ
コロナ禍前の一昨年、2019年10月が、消費税増税や自然災害の影響で、1968年の統計開始以来10月としては過去最低の台数でしたが、その時を更に下回る最悪の状況で、ワースト記録を更新してしまいました。
リーマンショックや東日本大震災の時など、台数が一時的に低迷した事はありましたが、今回は新車の納期遅延が販売台数に影響しており、この状況はしばらく続きそうです。
半導体や部品の供給不足で各社、車が作れない状況にあり、人気や商品力というよりも、もはや製造できた台数のランキングと言ってもよいかもしれません。
登録車と軽自動車を含めた全体の1位はトヨタのヤリスで10,596台でした(ただし、ヤリスクロスとGRヤリスの台数も含んでいます）。
とはいえ、3月は28,000台以上だった事を考えると半分にも満たない台数です。
実際の車種別1位はランキング2位のトヨタのアクアで7,643台でしたが、フルモデルチェンジした人気車、しかも10月の販売台数としては多いとは言えない台数です。(ちなみに2017年3月には17,798台もの台数が登録されており、いかに今年10月の台数が低調だったかが分かります。)
3位は同じくトヨタのカローラで7,278台（セダン、ワゴン、アクシオ、フィールダー、カローラクロス含む）。
減産の影響が大きいトヨタですが、それでもトップ3をトヨタ車が独占したのは、さすがというべきでしょうか。
相変わらず新車に関しては、半年から1年以上納車まで待たされるケースが多く、事態はより深刻化しており、すぐに納車される高年式の中古車を求めるユーザーが増えています。
車選びに迷ったら、ぜひ当店にご相談ください。
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