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軽自動車から大型のミニバンやSUVまで、衝突被害軽減ブレーキ（いわゆる自動ブレーキ）や誤発進抑制機能などの先進安全装備を搭載した車が珍しくなくなりました。
それに伴い、ちょっとした修理でもビックリする様な修理代金が掛かるケースが増えています。
例えば、衝突被害軽減ブレーキ付きの車のフロントガラスに飛び石によるヒビワレが生じた場合、従来の様に部分的にリペアするとガラス面全体に微妙な歪みが発生して、正常に機能しなくなってしまう可能性があり、専用ガラスに交換しなければならない事があります。
また、誤発進抑制機能や斜め後方の接近車を検知、警告するソナーを有する車のバンパーを修理する場合も、従来は部分的に傷やワレを直せば済みましたが、バンパーごと交換のケースが増えています。
フロントガラスやバンパーの修理なら、街の修理工場で直してもらえそうに思いますが、先進安全装備を備えた車の修理は、部品を交換しただけでは不十分で、カメラや音波ソナーなどのセンサー類が正しく働く様に再設定する作業が必要になります。この再設定作業を『エーミング』と言います。
エーミングには専用設備と広い敷地、最低2名以上での作業が必要になるなど、多くの場合、ディーラーに依頼する事になります（民間の修理工場でも対応できる店舗はありますがまだまだ少ないのが現状です）。
ごっそり丸ごと交換しなければならず、更にエーミングの費用もかかる為、結局、修理代は高額になりがちです。
車両保険を掛けている場合は、勿論、保険で直す事はできますが、等級ダウンと保険料の負担増を考えると、保険を使わず現金で支払う方が得なケースも有り、見極めが大切です。
人身事故の被害者の損傷を軽減する為のボンネットエアバッグを装備した車もあり、従来の様に鈑金修理やパネル交換だけでは済まない車が増えており、安全性の点では歓迎すべき事ですが、修理代の高額化は悩ましいところです。
何はともあれ、不要な出費に泣く事の無いように、安全運転を心がけましょう。
当店では、販売や買取だけでなく、修理のご相談やおトクな保険のご提案もさせて頂いております。
お気軽にご来店下さい。
お待ちしております。
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