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雪の予報を聞いて、直前に慌ててスタッドレスタイヤに履き替えた方も多かったのではないでしょうか。
この時期になるとよく耳にする、速度規制、冬用タイヤ規制、チェーン規制、通行止め、などの言葉。
『チェーン規制』というと、昔は冬用タイヤなどで滑り止め対策を講じていれば、必ずしもチェーンを装着していなくてもよい、とされていました。
その後2018年12月に国土交通省、警察庁が法改正した事で、タイヤチェーンが必須な規制になっているのをご存知でしょうか。
つまり『チェーン規制』が出された場所を走行する為には、スタッドレスタイヤを装着していても通行できないので注意が必要です。
この場合、4WD車であってもチェーンを装着していなければ通行できません。
ただし、タイヤが夏タイヤであっても、チェーンを装着していれば通行可能です。
急な上り下りがある峠などで、過去に雪による立ち往生や通行止めが起こった場所の中で、タイヤチェーンを脱着できる場所や通行止めが解除されるまで待機できる場所がある区間で実施されます。
現在は、直轄国道6区間、高速道路7区間の合計13区間が対象になっており順次増やしていく予定です。
また、チェーン規制が実施されるのは大雪特別警報、大雪に対する緊急発表が行われる様な異例の降雪時とされています。
安全を考えると、あまりに酷い降雪の際はクルマでの不要不急の外出を控えるのが一番ですが、それでもクルマで出かけなければならないのであれば、指定区間を避けたルートを選択する、念のためにチェーンを携行するなどの対策が必要です。
これからチェーンを購入するという方は、粗悪品を選ばない様にお気をつけ下さい。
某インターネット通販サイトを見ると中国製の格安チェーンが沢山掲載されており、中には数百円で購入できるものまであります。
こうした格安の粗悪品は、装着して少し走っただけで破断してしまったり、タイヤサイズに適合した物を選んだにも関わらずフィットしなかったり、また、雪上での性能は期待できず、実際には役に立たない物が殆どです。
購入するならカー用品店で取り扱いのある商品を選びましょう。
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